GLAM Editorial

2015.01.24(Sat)

マドンナ、ニューアルバムのデモ音源を流出させた犯人の逮捕に大感謝!

マドンナ

 人気歌手のマドンナ(Madonna)が、新曲をネット上に流出させた犯人の逮捕に「深く感謝」している。

 先月、マドンナの新曲13曲の未完成デモ音源がネット上に不法に流出する事件が起きた。しかし21日、イスラエル・テルアビブ在住の30代男性がマドンナのパソコンにハッキングした容疑で逮捕された。マドンナは素性の分からなかった犯人の特定に力を貸した人たちを絶賛した。

 「連邦捜査局(FBI)やイスラエル警察の捜査官、それにこのハッカーの逮捕に関わった人たち全員に深く感謝します」とマドンナはFacebookに書き込んでいる。「適切な情報を与えてくれ、そして曲の流出にもかかわらずそうし続けてくれるファンに深く感謝します。普通の人と同じように、わたしにもプライバシーの権利があります。今回の事件でわたしの人生は創造的にも、仕事上でも、そして個人的にも侵害され、今もなお深く傷ついた経験となっています。この種の犯罪の被害に遭った全てのアーティストたちにとっても、それは同じことだと思います」

 イスラエルのTV局「Channel 2」の新しい報道によると、1ヶ月に及んだ捜査を担当したのは同国のサイバー犯罪対策班「Lahav 433」で、民間調査会社の助力も得たという。Lahav 433はFBIに匹敵するイスラエル警察の傘下組織だ。

 犯人の素性は非公開だが、「コンピューターへの侵入、詐欺、知的財産侵害」の容疑で起訴されたと同国のJerusalem Post紙が伝えている。

 当局はハッカーの自宅からパソコンを押収し、複数のアーティストの未発表曲を盗んでネット上で密売していたことを突き止めたようだ。

 楽曲が流出したことを受け、マドンナは12月にニューアルバム『レベル・ハート』から6曲を先行リリースした。これらの曲は約40ヶ国でiTunesチャートのトップに上り詰めた。

 マドンナは先日、楽曲が盗まれたことを嘆き、Instagramでこのことを「芸術に対するレイプ」「テロの一種」として非難した。

 『レベル・ハート』は3月に正式にリリースされる。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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