13年にアカデミー賞最優秀助演女優賞の栄冠に輝いた米女優アン・ハサウェイ（Anne Hathaway, 32）が、今年は映画賞のレッドカーペット中継を自宅のテレビでのんびり鑑賞するつもりだと語った。アンが出演した映画『レ・ミゼラブル』は、13年の映画賞レースで数多くの賞を獲得。アンも様々な授賞式に出席したが、どの映画賞にもノミネートされていない今年はテレビを観ながらスターたちのファッション・チェックをする気でいるらしい。
「今年はスウェット姿でソファーに座って、レッドカーペットの中継を眺める予定なの」と、アンは米Us Weekly誌のインタビューでジョークを飛ばしている。
アンによると、授賞式のシーズンはダイエットなど事前準備のせいで相当なストレスが溜まるものだという。今年もいくつかの授賞式に参加することになっているアンは、「授賞式の前はメンテナンスをしなくちゃならないのよね」と話している。
アンが多くの映画賞を獲得した13年には、『ゼロ・ダーク・サーティ』の主演女優ジェシカ・チャスティン（Jessica Chastain）も様々な賞にノミネートされていた。ある授賞式の前に行われた昼食会でジェシカと同席したアンは、授賞式前の事前準備について彼女と話したことがあるという。「2013年には、ジェシカ・チャスティンも色々な映画賞にノミネートされていたでしょ。授賞式前の昼食会で彼女の隣に座っていた時、私は“月曜日になったら、最初に何を食べるつもり？”と聞いてみたの。彼女が“何のこと？”って言ったから、“授賞式が終われば何を食べてもよくなるでしょ。そしたら何を食べる？”って聞き直したわ。ジェシカは“私は授賞式前もいつも通り食べてるから”って答えたのよ」と、アンはその時のことを振り返っている。
授賞式前でも無理なダイエットはしないというジェシカの方針に感銘を受けたアンは、映画賞のシーズンだからといって食事を控えるのはやめようと決意したらしい。「私もジェシカを見習うことにしたの。彼女はダイエットなんかに煩わされることなく、自然体で授賞式に出席しているのよね。だから私は、ジェシカ・チャスティンみたいになることを新年の目標にしたのよ」と、アンは話している。
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