俳優のクリス・パイン(Chris Pine, 34)は、『エージェント: ライアン』が失敗作に終わったことに責任を感じている。
クリスは今年公開された同作でタイトルロールのジャック・ライアンを演じ、キーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)やケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)と共演した。ライアンを主人公としたこのシリーズでは、これまでに他の人気俳優が同CIAアナリストを演じてきた。
『エージェント: ライアン』の批評はいまいちだった。クリスはライアン役を再演することには自信がないとしながらも、何らかの形でリブートされたらと感じている。
続編にも出演するかと映画情報サイト「moviefone 」とのインタビューで質問されたクリスは、「いや。そうなるための十分な資金を稼げなかったと思う」と答えた。「僕の最も深い後悔の一つで、ちゃんとした作品に仕上げることができなかった。すばらしいシリーズだから、現時点で僕でなくても第5作を作ってほしいと思っているよ。すばらしいストーリーで、もう一度作ってほしい」
とはいえ、クリスにとって2014年はすべてが悪い年だったわけでもない。2011年のコメディ『モンスター上司』の続編『Horrible Bosses 2(原題)』への出演が決定したほか、ディズニーのミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』にも出演している。
クリスは2015年にさらなる出演作が控えるほか、カーク船長を演じる新『スター・トレック』シリーズへの再登板も願っている。同シリーズではザカリー・クイント(Zachary Quinto)やサイモン・ペッグ(Simon Pegg)、ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)らと共演し、みんなと再び一緒に仕事をするのが待ちきれないという。
「『トレック』については何も分からない。撮影するとすれば来年だと思う。どんなストーリーかは知らないし、脚本も読んでいないんだ。あると思うけど、読んだことはないよ」とクリスは肩をすくめてみせた。
「僕はただ友だちに会って、一緒に仕事がしたいだけなんだ。みんなですばらしい時間をすごした。次はどんなとんでもない事件に巻き込んでくれるのか、楽しみでしょうがないよ。でも何より、本当に最高の仲間たちだ。いつも笑ってばかりいるよ」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。