米R&B歌手のビヨンセ・ノウルズ（Beyoncé Knowles）は、妹ソランジュ（Solange）の結婚式の前に、夫でラップ歌手のジェイ・Z（Jay Z）と「会議」をして不仲の2人の間でトラブルが起きないよう根回しをしていたようだ。
ソランジュは先月、ルイジアナ州ニューオリンズでビデオディレクターのアラン・ファーガソン（Alan Ferguson）と結婚した。ソランジュは今年、メトロポリタン美術館主催の「コスチューム・インスティチュート・ガラ」のアフターパーティー会場のエレベーター内で義兄であるジェイ・Zに暴行を加えようとする動画が流出。関係が大きくこじれたと報じられた。ジェイ・Zに浮気疑惑が発覚したことでソランジュが激怒したのではないかとみられている。
しかし家族は結婚式という特別な日のためにわだかまりを捨てたようだ。ビヨンセは式の直前、ジェイ・Zに心構えを説いたという。
「ジェイ・Zは神妙にしていて、_ビヨンセのそばを離れようとしなかった。それに娘のブルー・アイヴィー（Blue Ivy）も連れていた。ビヨンセは式の前にジェイと会議をして、夫が正しいことをするのがどれだけ大事なのかを分からせた。彼は従ったが、2人は少し神経質で、彼はリラックスできなかった」とある事情通が英Closer誌に語っている。
ジェイ・Zとビヨンセの夫婦関係はソランジュとの騒動があった5月以来、メディアの注目を集めている。2人は合同ツアー「オン・ザ・ラン」を敢行し、夫婦仲の良さを見せつけていたが、それぞれの曲の歌詞を微妙に変えることで青天の霹靂となった結婚トラブルをステージの上でもほのめかしていた。
また、ソランジュは式のスピーチでジェイ・Zを非難したとも言われている。
「ビヨンセの調子は良かった。心から晴れやかな気分ではなかったにせよ、多大な努力をしていた。この1年がどれだけつらかったのかを考えると、決して楽ではなかったはずだ。ジェイはソランジュにおめでとうと伝え、たとえそれが無理強いされたものであったとしても、ビヨンセにはうれしかった」と事情通が続けた。「（ソランジュは）新しい夫と深い信頼で結ばれているとスピーチした。まるでジェイを名指しでやり込めるかのようで、とても居心地が悪そうに見えた」
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