ヒルトンホテル創業家出身で、ソーシャライトとしても活躍するパリス・ヒルトン(Paris Hilton)が、黒人のマイケル・ブラウン(Michael Brown, 18)さんを射殺した白人警官のダレン・ウィルソン(Darren Wilson)が不起訴処分になったことに憤慨している。
米当局は24日、8月にミズーリ州ファーガソンでブラウンさんを射殺したウィルソンを起訴しないと発表。大陪審がウィルソンの不起訴を決めたのを受け、全米で暴動や抗議デモが起こっている。
パリスはロサンゼルス国際空港から帰る途中、この状況についてエンターテイメント情報サイト「X17」に心境を語り、事件の展開を「ひどい」と考え、「とても怖い」と思うと話した。
現在はDJとしても活躍するパリスは、ウィルソンが射殺事件で罪に問われるべきだとも強調した。
今回の事件について、大陪審は起訴を認めるべきだったかと思うかと質問されたパリスは「ええ、誰かを殺したら言い訳のしようがないわ」と答えている。
一方でパリスは軽い話題に変え、政界に進出してもいいとジョークを飛ばし、「パリス大統領」になるかもと笑った。
今週、パリスの気持ちは他の有名人の間でも共有されている。ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)は不起訴処分に大きなショックを受け、Twitterで今の気持ちをファンに語っている。
「ファーガソンで不起訴になったニュースを聞いて胸が張り裂けるような思いだ。みんな、平和のために祈ろう」とファレルはツイートしている。
現在オーストラリアでツアー中のケイティ・ペリー(Katy Perry)もこの問題についてつぶやき、アメリカの司法制度に不公平が生まれているという懸念を表明した。
「今ニュースで知って、ここシドニーでも行き詰まりを感じる…。ファーガソンに祈りを送り、公平なアメリカのために祈ります」と彼女はツイートしている。
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