米R&B歌手のビヨンセ・ノウルズ(Beyoncé Knowles, 33)が、全編をスマートフォンで撮影したとされる新作ミュージックビデオをリリースした。
ビヨンセは新曲「7/11」のビデオを21日に公開。カメラの前でダンスしたり、ジョークを飛ばしたりする姿を披露している。下着姿でホテルのバルコニーにいる様子や、女性の友人とバスルームでふざけたり、クリスマスツリーの前でネコの仮面をつけたりするところも含まれている。
芸能情報サイト「Celebuzz」によると、このビデオはすべてiPhoneで撮影された極秘映像を使用して制作されたという。「7/11」はビヨンセが21日にリリースした2曲のうち一つ。もう1曲の「Ring Off」とともに、近くリリースされる『Beyoncé』のプラチナエディションに収録される。
ビヨンセは約1年前、自身の名を冠した5枚目のアルバム『Beyoncé』をサプライズリリース。同アルバムには全14曲が収録され、それぞれの曲に加えて3本、計17本のボーナスプロモビデオが含まれている。
ビヨンセは当時、アルバムリリースの古くさい方法に「うんざり」し、今回の試みが先駆的なものになってほしいと説明していた。
「今までとは違うやり方でリリースしたかったの。うんざりしていたから」と彼女は宣言した。「ファンに直接語りかけるような気分。音楽とアーティスト、それにファンの間にはたくさんのことがありすぎる。自分のアルバムが出るとき、誰にもそんなメッセージを送りたくなかった。出来上がってファンに届けるとき、このやり方で届けたいの」
ビヨンセの前作『4』は2011年にリリースされた。
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