GLAM Editorial

2014.11.24(Mon)

50代半ばのヒュー・グラント、「中年の危機」への理解を示す?

ヒュー・グラント

 英俳優のヒュー・グラント(Hugh Grant, 54)は、最新作『The Rewrite(原題)』でスランプに陥ったことでハリウッドを去り、教師になるオスカー脚本家を演じている。職を得た大学で、彼は再び勉強を始めたシングルマザーと恋に落ちる。ヒューはこのキャラクターが加齢に悩んでいるとは思わない一方で、そのプロセスを少しだけ遅らせたいと思うのはもっともだと理解を示した。

 「僕にとって中年の危機というのは、突然タイトなトラウザーを選ぶようになったり、フェラーリを運転しだしたりするようになる中年の男性のことで、このキャラクターには当てはまらないよ」とヒューは「freundin.de」で説明した。「世間で言う中年の危機というものには僕も罪悪感を感じることもある。速い車が好きだし、54歳にもなってモーターレースをやっている。夜だからといって家にいることもないし、パイプタバコも吸っている。しょっちゅう夜遊びしているんだ」

 ヒューは元恋人で中国人女優のティンラン・ホン(Tinglan Hong)との間に3人、スウェーデン人TVプロデューサーのアナ・エリザベト・エバスタイン(Anna Elisabet Eberstein)との間に1人の子どもを授かっている。子どもたちに教えることはたくさんありそうだが、年齢を重ねてきたことで学ぶこともたくさんあったようだ。

 「年とともに好奇心が強くなる。10年前よりも好奇心が強くなったよ」とヒューは認めた。「ベッドに行って『電気とは?』と検索する。54歳にもなって電気が何か分からないんだ! こうしたことを学びたい」

 『The Rewrite』で共演するのはマリサ・トメイ(Marisa Tomei, 49)で、ヒューはシングルマザーのホリーに扮する彼女を絶賛している。

 「彼女がオスカーを受賞したことには理由がある。天性の女優なんだ」とヒューが熱く語った。「僕の演技法とは正反対。彼女はメソッド女優で、役にとことんのめり込み、撮影の半年前から集中していた。一日に20回から30回も監督にキャラクターのことで質問していたけど、僕には真似できない」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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