GLAM Editorial

2014.11.20(Thu)

若手歌手オースティン・マホーン、幼くして父を失った過去を告白

オースティン・マホーン

 米人気歌手のオースティン・マホーン(Austin Mahone, 18)は、父親がいた生活を想像できない。

 オースティンは父親を幼い頃に自殺で失い、母と祖父母によって育てられた。そんなつらい過去を語ることに眉をひそめる人は大勢いるが、オースティンはそれが自分の一部だと冷静に受け止めている。

 「みんな、『お父さんがいなくて変じゃない?』と言ってくるけど、僕はそう思わない」とオースティンは米Teen Vogue誌で語っている。「そういう環境で育っただけのことで、僕にはこれが普通だった。父がいた生活は想像できないよ。『ねえ、パパ! 庭でキャッチボールしない?』なんて言う自分が想像できない。それこそ変な感じがする」

 一人っ子のオースティンは、母のミシェル(Michelle)ととても仲が良い。しかし父のことは家庭内だけの秘密にされているわけでもなく、オースティンはスマートフォンで父の写真を持ち歩いているという。

 「父が10歳か11歳のときの写真だよ。僕とすごく似ている。恐いくらいだ」とオースティンが語り、インタビュアーにこう問いかけた。「似ているところが分かる? ほとんど双子だよね」

 オースティンは歌手としてのキャリアもますます順調で、マイアミで新居を買うほどの成功を収めた。しかしその成功は、ミシェルを含む家族のサポートがあってこそのようだ。母は融資係としての仕事を投げ捨て、息子のショウビズ界入りを支えたという。

 「親ができる最高のことなのかもしれないね。僕のやっていることを信じて、希望を持っていたんだから」とオースティン。「すごくプレッシャーを感じて、『オーケー、これから本気で頑張らなくちゃ。この家の主人になってお金を稼いで、家族を支える』と決意したんだ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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