GLAM Editorial

2014.11.18(Tue)

アデル、エボラ出血熱支援のバンド・エイド30に不参加!

アデル

 英人気歌手のアデル(Adele, 30)が、エボラ出血熱に苦しむ人々を支援する「バンド・エイド30」への参加を見送ったと発起人のボブ・ゲルドフ(Sir Bob Geldof)が明かした。

 アデルはかつてブームタウン・ラッツ(Boomtown Rats)を率い、現在は慈善活動家としても知られるボブに、14日に行われ、トップスターが結集したバンド・エイド30のレコーディングに参加を打診されていた。同プロジェクトは1984年にバンド・エイドが発表したオリジナルの「Do They Know It’s Christmas?」の最新バージョンをリリースし、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の支援資金を集めることを目的としている。

 しかしボブによると、アデルの参加は実現しなかったようだ。

 「彼女ではなく、第三者を通じて話を進めていたが、彼女は今、一切の活動を休止している。それも仕方がないことで、このプロジェクトは全員のためにすることではないし、みんなそれぞれのやり方で支援できる」というボブの言葉を英The Mirror紙が伝えている。

 14日にはワン・ダイレクション(One Direction)やクリス・マーティン(Chris Martin)、エド・シーラン(Ed Sheeran)らが参加し、ロンドン市内のスタジオでレコーディングを行っている。

 ボブ自身も参加し、インスピレーションに満ちた言葉を贈った。

 「今日、みんなはレイ・チャールズ(Ray Charles)やマイルス・デイヴィス(Miles Davis)、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)、ピンク・フロイド(Pink Floyd)といった、バンド・エイドのために行動を起こした人たちに名を連ねた」とボブが語ったという。

 ボブは自分の言葉が参加者の心に響いたと確信し、レコーディングの出来映えに最高の満足を感じていると話している。

 「彼らは『どうしてここに来ることになったんだろう?』と思っただろう。そして、『今これをやるべきだが、これは国じゅうをまとめ、この汚らしい伝染病を阻止することに役立つ』と思っているだろう」とボブはワン・ダイレクションを念頭に称賛のコメントをしている。「ワン・ダイレクションは核心を突いている。すばらしい音楽を聴かせてくれた」とボブは熱く語った。「今回はとてもムーディーな曲に仕上がっている。_プロデューサーのポール・ヘップワース(Paul Hepworth)は、彼らにささやいてみるように指示した。彼らはささやいて歌った経験がなかったが、本当にうまくやってのけた」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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