レイトン・ミースター(Leighton Meester, 28)は米人気TVシリーズ「ゴシップガール」で大ブレイクしたが、同時に音楽活動にも意欲を持ち続けてきた。歌手としてのデビューアルバム『Heartstrings』を10月にリリースしたレイトンが、「痛み」を音楽に注入するプロセスについて語っている。
「痛みを経験しなければ、レコードも、映画も、本も、何も生み出すことはできない」とレイトンはカナダのVice誌が運営する音楽情報サイト「Noisey」で語った。「作曲するとき、その仕上がりを考えることはない。心のおもむくままに任せるだけ」
レイトンは女優としてのキャリアも順調なほか、今年2月には人気TVシリーズ「The OC」などで知られる俳優のアダム・ブロディ(Adam Brody)と結婚した。アダムと音楽の好みが重なる部分はあっても、他の面でも考えが同じであるべきだとは思わないと認めている。
「友だちや恋人と好みが同じであるべきだとは思わない。価値観が同じであるべきよ」とレイトンは同サイトに語っている。
また彼女は、米CW系列で放映された「ゴシップガール」で演じた鼻持ちならないティーンエイジャー、ブレア・ウォルドーフを演じていた頃からはかなり変わったともつけ加えた。大ブレイクのきっかけとなった同ドラマで提示されたものよりも、はるかに大人のメッセージを音楽で伝えたいと思っている。しかし、以前からのファンたちは大切にしていきたいとも願っている。
「人生のこの6年間でやってきたことをディスるわけじゃないの」とレイトンが力説した。「あのドラマはとても大切で、私が今、こうしてここに座っていられる理由の1つでもある。出ていなければ、誰も私のことを知ったり、気にかけたりすることもなかった。ポップミュージックを避けたこと、それに男女差をつけたりしないこと、あるいはお酒やパーティー三昧の話題は、ファンの期待を少し裏切ることになると思う。それはアピールする必要性を利用することになるから、私には必要じゃない。自分にとって良いもので、好きなことをやりたい。私のメッセージは下品なものじゃないわ」
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