米女優のメラニー・グリフィス(Melanie Griffith, 57)は、同じく女優の娘ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson, 25)が主演する映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は「気恥ずかしくて」観ることができないと母親として複雑な胸中を明かしている。
ダコタは欧米で大人気の同名官能小説を原作とした同作でアナスタシア・スティールを演じ、大胆なベッドシーンにも挑戦している。しかしメラニーは、公開されてもすぐ劇場に駆けつけるつもりはないと断言した。
「気恥ずかしくてたまらないわ」と彼女は最近、米エンターテイメント情報番組「Extra」で司会のマリオ・ロペス(Mario Lopez)に語った。
しかしそれはメラニーだけの決断ではないようだ。ジェイミー・ドーナン(Jamie Dornan)扮するクリスチャン・グレイによって官能の世界へと導かれる女性を演じるダコタも、母に映画を観てほしくないと思っているようだ。
「私たちが映画を観に行ったら、(ダコタは)恥ずかしくてたまらなくなるはず」とメラニーが続けた。「『初体験をすませるまではいいけど、その後はダメ』って言っていたわ」
『ワーキング・ガール』などで知られるメラニーは、ダコタが女優としてキャリアをスタートさせたきっかけについても語っている。娘は自身の意志で大スターになりたいと決めたと説明した。
「娘は学校が大嫌いだった」とメラニーが振り返った。「高2のときくらいに、『女優になる。大スターになってみせる。ママよりもビッグになるわ』と言ったの。ダコタには自信の欠如というものはないみたい」
同じインタビューで、メラニーは夫でスペイン出身の俳優アントニオ・バンデラス(Antonio Banderas)との破局についても口を開いている。夫妻は1996年に結婚したが、今年6月に離婚を発表した。独身に戻った今、メラニーは「控えめな」生活を心がけている。しかし、いつかは恋愛市場に復帰する姿も想像しており、ハリウッドの外にいる誰かと出会いたいと話している。
「本物の男、例えばカウボーイと出会いたいかも」とメラニーが告白した。「男らしくて、この街には関係のない人がいい」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。