GLAM Editorial

2014.10.30(Thu)

クレマンス・ポエジー、ファッション・フィルムの監督に挑戦!

クレマンス・ポエジー

『ハリー・ポッター』シリーズ、『ヒットマンズ・レクイエム』などで知られる、仏出身の女優でモデルの クレマンス・ポエジー(Clemence Poesy, 31)が、今度はファッション・フィルム(ブランドのキャンペーンなど宣伝のための短編動画)の監督に挑戦し、完成したムービーが先日公開された。

クレマンスは、ファッション・フィルムのちょっとしたストーリー仕立てであることが好きなのだという。

今回クレマンスは、米国発のレディースブランド「レン(Wren)」の2015春コレクションのために、カメラの前に立つ側ではなく、カメラをまわす側になり見事成し遂げた。

「Where Is That Script?(そのシナリオはどこにあるの?)」 とタイトルがつけられ、主役には主にTVドラマで活躍中の米出身のノラ・ゼヘットナー(Nora Zehetner)を起用し、レンの創立者でデザイナーのメリッサ・コーカー(Melissa Coker)とチームを組んだ。

「(ファッション・フィルムが)短編映画でも見ているように思える時が本当に好き。今回のムービーも単に“ファッション”だけで作品を作るなんて考えはなかったわね。それに、これからもメリッサがそんな風に仕事をしていくことも絶対ないと思うわ。」

このフィルム制作に関して、クレマンスはファッション情報サイト Harpersbazaar.com で語っている。

「私たちが作りたかったものは、シリアスに捉えられないような何かで、第一にユーモアとやさしさを感じるものを目指していたと思うわ。だからこっけいで、ほんのちょっとふざけてみたりという要素も入れて、とても分かりやすいものにしてみたの。」

完成したフィルムは、3分ちょっとの美術作品のような白黒ムービーだ。

もとは演じる側にいたクレマンスが、このフィルムを作ることに意識を集中したことで、彼女の映画を作るという目標への道が大きく開かれたようだ。

「もうメリッサとは長年の友人で、毎シーズン、レンのショート・フィルムを見るのがとても楽しみだったの。それで何となく聞いてみたのよ、私もこのフィルムを作ってみたいなって。そうしたら、メリッサがイエスって言ってくれたの。」とクレマンスは嬉しそうにほほ笑んだ。

またクレマンスの代わりをつとめる女優選びに、悩まむことはなかったようで、

「そうなの、だって他の女優さん達を見てみるのってとっても良いチャンスだわ。とくに、ノラみたいに才能があって、品のある女優さんを見るときはね。」と話している。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

OTHER ARTICLES

Other Articles

おすすめ記事

RECOMMEND

Recommend