コリー・フェルドマン(46)がハリウッドに存在するという児童虐待組織の撲滅運動に乗り出した。『スタンド・バイ・ミー』や『グーニーズ』などに出演し、名子役として名を馳せたコリーは、10代の頃にプロデューサーから不適切な行為をはたらかれたという経験を過去に告白していたが、今回アメリカの映画業界に児童虐待組織が存在するとして、その撲滅キャンペーンを発足した。
YouTubeに投稿された動画の中でコリーはこう説明している。「そのうちの1人は今日でも莫大な権力を持っている。そしてその話はスタジオにまでさかのぼる。小児性愛者が大手スタジオともつながっているんだ」「裁きを下さなければいけない。これは善悪の話だ。無垢な子供を利用しようとする人間ほど悪いものはない」
この組織の被害に遭ったほかの俳優や女優たちにもそれぞれの経験を明かすことを呼びかけている一方で、コリーは製作会社の助けを借りずに自分の人生を映画化しようとクラウドファンディングサイトのインディーゴーゴーで1000万ドル(約11億4000万円)の資金を募っている。
コリーはハリウッドの真相を暴こうとしたことで意図的に2台のトラックに轢かれそうになったこともあるとし、そのおかげで常に恐れを抱きながら生活をしているため、今回のキャンペーンで集まった金額の一部を自身の警備強化に当てるつもりだという。
コリーは昨年、ハリウッド界で暴露したい人物がいるとしながらも、カリフォルニアの法律のせいでそれが実行できないと明かしていた。「名前を挙げたいよ。僕が1番にやりたいね。でも残念ながらカリフォルニア州の法律では、時効になっているからそれが出来ないんだ」「僕は名前を挙げるとしたら法的な手続きをしたいのに、この状況では僕が訴えられるハメになるのさ」
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