昼間はアウターなしでも過ごせるほど、春の陽気に包まれるパリ。日中の最高気温は東京とほぼ変わりませんが、朝晩はまだまだ冷え込みます。しかし、フランスは日本よりも日照時間が長く、日没は21時頃。週末は友人や恋人と買い物やお食事にと、遅くまで出かけるパリジャン・パリジェンヌを多く見かけます。
今回はそんなパリの街中で出会った、“春アウター”に身を包むパリジェンヌをキャッチしてきました。モードからカジュアルまで、個性のある彼女たちの着こなしは要チェック!
サンドラ / 料理教室経営
10代後半の娘さんとショッピングを楽しんでいたサンドラ。15年前に結婚を機にスイスに移住し、現在は月に一回パリを訪れているという。パリジェンヌの定番アイテム、トレンチコートはモード感の出るカーキをチョイス。トレンド感のあるアイキャッチなサングラス、ビビッドピンクのバッグが若々しい印象で、一気に春らしい雰囲気に。
ローラ / 建築家
デニム×デニムの難易度高めなスタイルを着こなすポイントは、ローラを参考にしたい!ウォッシュ入りのブラックデニムでカラーを揃え、ジャケットはメンズライクなオーバーサイズ、ボトムスはスキニーでタイトにメリハリを。着古した愛着感のあるデニムジャケットは、ヴィンテージショップのメンズコーナーで探すのがオススメですよ。
アルティナ / コミュニティマネージャー
マドリード出身のアルティナは、パリのファッションブランドに勤務しているとだけあって、ハイエンドなモードの着こなしが得意なよう。スペインで購入したというノーブランドのベルベット地のスカジャンに、CHANELのチェーンバッグ、Stella McCartneyのプラットフォームシューズ。フューチャリスティックなサングラスがアクセントとして効いています!
セーナ / ショップ販売員
ロンドンから家族でパリに買い物に来たという、セーナ。薄手のカシミア入りコートは、サラッと着られて防寒性の高い春仕様のコート。全身ブラックにベージュのコートとクラシックなスタイルではあるものの、大ぶりなシルバージュエリーとTom Fordの黒ブチ眼鏡、赤リップといった小物とメイクで一味違った、自分なりのスタイルを完成させています。
Photo / Nanao Kuroda