17.05.07(Sun)

【女子のケモノ道】 vol.01 ピンクへの恐怖〜四十路のリアルを考える

宮坂 淑子

宮坂 淑子 フリーランスライター

1974年生まれ。ロッキングオン「H」、「ELLE ONLINE」編集長、「VOGUE GIRL」編集長を経てフリーランスに。日々世界のトレンドを追いかけるミーハーだけが取り柄の44歳。

皆様初めまして。「DiFa」編集長の宮坂と申します。普段はこのDiFaというウェブ媒体で、日々デジタルとファッションというテーマで編集作業を粛々としておりますが、(かなり面白い媒体ですので、どうぞどうぞ、ご覧くださいね!)このたび不思議なご縁があり、こちらでコラムを始めさせていただくこととなりました。宜しくお願いします。

私事で恐縮ですが、これまでさまざまなデジタル媒体で、ファッションと、生き様と、超個人的趣味を綴った「〜のケモノ道」シリーズブログを続けてきました。が一時休止。しかしこのたび【女子のケモノ道】というタイトルにチェンジして、42歳日々の心の雄叫びや気付き等をよしなに綴って参りたいと思いますので、初めての方もそうでない方もお読みいただければ嬉しいです。

......という、前置きから、いきなり本日のメインテーマに入りたいと存じます。

いきなりですが、こちらの写真をご覧ください。

ある晴れた日のバッグのバッグとその中身


ある曇った日のバッグとその中身



こちら間違い探しではありません。

そうです。もうお気付きですね、私のバッグの中身(いやバッグそのものが)、殆どピンクに染まっているのです。

普段の私のワードローブはネイビー、黒、ブルーでほぼ構成されており、実にシンプルな(てか男らしい)着こなしがメインとなっています。シューズもスニーカーかシンプルなローヒール。時計もわりとゴツめのメンズをすることが多い。とにかくメンズ寄りなスタイリングが基本です。

が! 今回、こちらの連載が始まるということでネタ探し半分、改めて身の回りを見回したところ、こんなpinkieなことになってますがな! とちょっとだけ倒れそうになりました。

----遡れば5年ほど前。モノトーンでシンプルな装いをしている職場の先輩が、ピンクのシャツや、トップスを日々の突然スタイリングに取り入れるようになってきました。アレ?と思った私は

「どうしたんですか? いきなり最近ピンクづいてません?」

なんて軽口を叩いたところ、意外な返事が返ってくるではありませんか!

「あ、これね。私も無意識に買ってるわけ。でもさ、一説によると、女性ホルモンが足りなくなってくると、それを補うべくしてピンクを着たり、欲しくなってくるらしいんだよね。来たわ......(更年期&壮年期への誘いが)」と。

その時は“はは〜、さすが先輩、勉強されてますな(←その方はものすごい博識なんです)”なんて流していたのですが、まさかのまさかです。私も無意識に選んでる小物その殆どがピンク!! いやはやびっくりです。来たのですね。その時が。

今年のランウェイのトレンドはピンクとレッドの花盛り。そこを意識していないわけでもないわけでもなくもない。仮にそこを、ちょっぴり意識したとしても。でも、ステラのバッグも、マンサーガブリエルの(裏地が)ピンクのバッグも、買ったのはおよそ1年前!!! 同じくこのペンケースも、やたらと使うペンも携帯ケースも1年前には手に入れている!! 手に入れているのです。

そう。己と己のアンコンシャスな女性ホルモンとの戦いは、すでに1年前から始まっていたらしいのです。その現実にびっくりしました。42歳、確かに最近疲れやすい。42歳、確かに白髪も増えた。42歳、確かに最近よく浮腫む(これは関係ないか?)そう。いきいき壮年期にちゃっかり入ってしまっているのです。

ええ。

と、のっけからよくわからないピンクの遠吠えを書き連ねてしまいましたが、本日よりドタバタでちょっと不安定な四十路の女のリアルを丁寧に勢い良くお届けしてまいります。

どうぞ宜しくお願い致します。