すべてがエスニックをテーマにしながら、バリエーションに富んだレシピや彩りの美しさはお見事。
高山さん(以下、みやれ):ついに完成! いただきまーす♪
寺井さん(以下、幸也):作ってみてすごく楽しかったね。今回はライブだったから、「みやはこれ作ってるから、かぶらないものを作ろう」とか、そういうのが新鮮で楽しかったな。
みやれ:即興ならではだよね。全部エスニックだけど、味が違うから飽きない。
幸也:そしてできあがってみたら、ほぼ、というかすべて野菜! お肉料理ほとんどないね。それも僕たちらしいのかな(笑)。
幸也さんのお気に入りは高山さん作の水餃子!
みやれ:今回となり同士でキッチンに立ってみて、やっぱり幸也の“即興ぶり”というのはすごくて……。感動しながらも、内心「やばーい! 私どうしよう…」…って焦る場面がけっこうあったな(苦笑)。
幸也:僕の場合はその場で考えて作るから、『2色のナスとエビのパクチーレモンソース』みたいに、切ってささっと炒めるだけの簡単なものが多いけど、みやはちゃんと考えて作っている分、こうして見ても、丁寧で手の込んだものが多いよね。
みやれ:ふふ(照)。
幸也:例えば、水餃子も実はセロリを2種類使っていたり、大豆ミートが入っていたり。みやの料理はちゃんとひと手間、ふた手間あるものが多くて、面倒臭いこともしっかり考えて作られてる。だからヘルシーだし美味しい。僕が食べたかった餃子も最高!
みやれ:今回はエスニック料理だから、基本ナンプラーとごま油で味付けっていう考えはあったけど、ふと「何か味が足りない、どうしよう」ってなったときの幸也のひと言が「あ、なるほどな」と新しい発見があって、自分じゃ思いつかなかったことばかりだから、すごく勉強になったな。
[N E X T] 料理の世界観も、器の好みもシンクロしている2人。 >>