GLAM Editorial

2017.04.24(Mon)

【女の履歴書】Vol.2 世界が注目するメディアアイコン・まつゆう*「自分がしっくり来る肩書きは、これまで見つかっていない」

まつゆう・media icon(メディア アイコン)

東京生まれ、渋谷育ち。1993年よりモデルとして活動開始。1998年、独自の“かわいいカルチャー”を発信するウェブマガジン『chelucy(チェルシー)』を立ち上げる。のちに同名のアートユニットを発足。他にもTwitterの入門本を執筆するなど、幅広いジャンルで活躍。一方で、国内外で影響力の高いブロガーとして、いち早く注目を集め、2012年、イヴ・サンローラン・ボーテの「世界の女子ブロガー11人」に唯一アジア人として選出。2016年には仏campaygn.comの「ファッション・ビューティにフォーカスしたクリエイティブなアジア人ブロガー10人」に選ばれる。現在も世界から注目される東京のブロガーのひとりであり、影響力の高いインフルエンサーとして支持を集めている。最近では、初のエッセイ『まつゆうをつくる38の事柄』(光文社)を上梓。

モデルとしてキャリアをスタートしたからこそ、これまでがあり、いまがある。

 Q.ファーストキャリアはモデル。その経験はいまに活きていますか?

モデル時代の経験は、すべて活きていると感じます。たとえば、ムービーを撮られることは、普通のブロガーさんより慣れていますし、撮影の段取りもわかっていますから、「求められていること」への対応もできます。

それもあって、本国のイヴ・サンローラン・ボーテの方は、「まつゆう*だとムービーの撮影がスムーズだから」と言って、何度も呼んでくれました。

ウェブマガジン『chelucy』を運営できたのも、モデルとしてモノ作りに触れていたから、できたことです。記事を作るために何が必要で、どうすればいいか、仕事を通して学ぶことができました。

Q.では、無駄だと思うことは何ですか?

私は基本的に、人生において無駄なことなんて、ひとつもないと思っているんです。だからどんな仕事でも、適当にこなしてしまうことがいちばん無駄だと思います。

私自身、もともとモデル志望だったわけではなく、友人に誘われて「ちょっとやってみようかな」と軽い気持ちで始めました。ですが、それを一生懸命やったからこそ、いまがあります。

だからいま、「すごくつまんない」と思えることでも、一生懸命楽しんでやれば、きっと道は開けると思うんです。大事なのは「やめないこと、続けること」です。私がなぜインフルエンサーになれたのかと言えば、「やめずに続けてきたから」だと思うからです。

Q.もしも企業に就職していたら、と考えたことはありますか?

いまもOLさんへの憧れはあります。会社に行けば、仕事も含め、必ず何かに出会えるわけですよね。それが私からすると、ちょっとうらやましいんです。

そう感じるのは、私のいる世界がアップダウンの激しい世界だからかもしれません。暇なときは本当に暇ですから(笑)。そのときに自分が動かなければ、何も始まりません。そこで立ち止まらずに、映画を見たり、勉強したり、自分を磨くことで、これまでも道が開けてきました。

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