KANA

2015.07.28(Tue)

パリと京都。花の都の共通点から見えてくるもの

華のパリ、雅な京都。どちらも永遠に憧れの、人々を惹きつけて離さない街として名を世界にしらしめられていますが、この2大人気都市を旅すると、似ている点がいくつもあることに気がつきます。フランスと日本、地球上で遥か遠く離れているこの2ヶ所の、共に通じる深い部分をひも解いてみましょう。

 

1 職人が創り上げる、芸術の数々

 

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パリでは、老舗のアンブレラやオートクチュールのメゾンの服。京都では、老舗の扇子に金物、味噌や醤油にたわしまで。食であれば、手の込んだフランス料理に、繊細な懐石料理。宝石箱のようなショーケースのパティスリーの洋菓子に、四季折々の花々が咲く和菓子。

 

二つの都には、長年技を磨き続けた職人が作り出す、アーティスティックな芸術品が多数存在しています。敷居の高い老舗が脈々と受け継がれることにより、高いクオリティを保ち、客層を整えているのですね。

 

2 つんとして誇り高い高貴な人柄

 

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パリジェンヌは冷たい、とよく表現されるのを見かけます。京都人は東京ではなく京都が今でも日本の中心だと思っている、一見慣れ親しまないというようなフレーズも耳にします。ですが、もし仮にそう見えるのだとしたら、それは自分の街に「絶対的な誇り」を持っているからではないでしょうか。今の時代、自分の住む町に愛着を持ち、他のどこにも負けない魅力を語れる人は少ないのではないかと思います。

 

パリと京都。地元に溶け込み入っていくのは、なんだか気後れするソサイエティ。ただ、つんとしたように見えるのは、自信の表れ、むしろ尊敬するべき点かもしれません。実際に接してみれば、どちらもフレンドリーな方は多いです。

 

3 キャバレーやお茶屋街などのハイソサイエティ

 

パリの老舗キャバレーのダンサーと、京都の花街の舞妓さん。どちらも何年もの厳しい練習を越えて晴れて一流の芸妓になった女性達。所作一つ一つまで美しい彼女達を一目見れば、一瞬で感嘆させられます。

 

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(画像:wikipedia)

パリの老舗キャバレーで繰り広げられるショーは、磨き上げられた美しい裸体が作り出す、伝統あるもの。立派な「アート」と言えるでしょう。これがパリの文化であり、長年築きあげてきたものなのです。

 

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京都の花街にひっそりとたたずむお茶屋は、一見さんお断りの限られた人しか入ることのできない遊び場。信用を得た者のみがお座敷に上がれ、舞妓さんや芸妓さんを呼び、大和撫子の優美な舞や、遊びを楽しむことが許されます。

 

どちらも伝統あるれっきとした芸術であり、崇高すべき人々が創り上げる魅惑の世界です。

 

どちらも似て非なる、フランスが誇るパリと、日本が誇る京の都。街並みに心奪われるのも、古くからの建物を残し、美しい風景を壊す新たな建物を制限していることも美しさを保つエッセンス。

 

これらの伝統・歴史・文化は後世にも着実に受け継ぎ、世界の有数の遺産として守っていってほしいです。2つの共通点をひも解いてみれば、便利なハイテク品であふれかえる現代を生きることで忘れかけていた「何か」を思い出させてくれるかもしれませんよ。  Bon Voyage!!

 

世界を飛び回るトラベルライターKANAのお洒落旅BLOG
「HOTな海外オシャレ旅LIFE」
Instagram @xxxkanaaaa (世界の街で切り取った写真を発信中)

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