14.09.17(Wed)

【GLAM WOMAN】Vol.1 吉田 羊さん (Page.1)

GLAM Editorial Team

GLAM Editorial Team

いまのTOKYOを代表する、スタイルを持った女性を毎月一人ピックアップし、
撮りおろしシューティングとインタビューを掲載する新企画『GLAM WOMAN』。
Vol.1は、フジテレビ系列月9ドラマ『HERO』第2シリーズで
馬場礼子検事役を好演し、現在最も注目されている女優の一人、吉田 羊さんをフィーチャー。
スチール撮影は慣れないと笑う彼女も、いざ撮影がはじまると、その眼差しはまさに女優。
視線にさえ強い意志をまとう、彼女の魅力に迫ります。


「初舞台でのカーテンコールのライトの熱い感覚が未だに残っています」

P1


――そもそも吉田 羊さんが女優になったきっかけは何だったのでしょう?

大学3年生になって、まわりが就職活動をしているなか、それを眺めながら、思ったんです。私は毎朝満員電車で会社勤めすることはできないだろうなって。
そんな自分が想像できなかった。
けど、じゃあ何をするのかってなったときに、雑誌にあった女優募集の三行広告に応募してみたんです。


――え!三行広告ですか?

はい。
3か月後にやる舞台の女優さんを探していますっていうものだったんですけど、やりたいと思ったときに、すぐやりたかったので。養成所に入るとか演技レッスンを受けるとか、学ぶよりももう、すぐ「実践」したかった。それがきっかけです。3か月後にはその舞台に立っていました。小劇場からのスタートです。


――当時はどんな心境だったのでしょう?

稽古初日は、もう吐きそうなくらい緊張しました。
舞台当日も緊張しましたね。観に来てくれた友達はみんな、目が泳いでいて見てられなかったって言っていました (笑)。けど、カーテンコールのライトがとても気持ちよくて。未だに熱い感覚が残っています。その瞬間に、あ、たぶん私これ続けるだろうなって思いましたね。そして、今に至るわけです。


――初舞台で確信に変わった、女優という選択。天職でしたね。

客人の多い家で生まれ育ったせいか、家に集まった人たちを喜ばせるのが好きな子供ではありましたね。よく、松田聖子さんや中森明菜さんのモノマネをしていました。それから、トイレで一人芝居をする癖もありましたね。一人三役で、一人の男の子を取り合う二人の女の子を、声音を変えたりしてやっていました。それと、おままごとがとにかく本当に好きで、中学校一年生までやめられなかったんです。自分でも、このまま一生やめられなかったらどうしようって心配になるくらい、おままごとが好きだった。いま思うと、その頃から芝居が好きだったんだなって思います。作・演出・主演、すべて一人でやっていましたからね。


――演者になり演出家になり、作家にもなった幼少期のおままごと。
ただ演じるのではなく、つくるということがお好きなんですね?

台本って十人十色で、読む人が違えば解釈も違いますから。自分はこう読んだけど、監督さんはそう読むのかっていう、すり合わせの作業が楽しいんです。そこでまた新しい気持ちを発見できたり、現場に入ってから共演者の方のお芝居次第で自分も芝居を変えてみたり、その場で生まれていくものを体感する現場が楽しい。つくりあげていくのが好きなんですよね。逆に決めてかかる監督さんの現場の場合は、時に戸惑うことがあったりもしますが、その世界を楽しもうって切り替えて、その監督さんのいいところを探しながら頑張ります。楽しいかどうか、でいうと、やっぱりそうじゃないほうが楽しいですけどね。

初舞台を踏むまで、特に女優を目指していたわけではなかったし、当時はまだ芝居が何かってことわかっていませんでした。けど、その初舞台のときの演出家さんは自由に演じさせてくださるタイプの方で、「吉田さんがやりたいように、無理をせずやってくれたらいいよ」と言ってくれたんです。たぶんそれがよかった。本当に楽しかったんですよね。もし逆に、それがすごく細かく決め込んでくる演出家さんだったら、こんなに好きになってなかったと思います。


――自身の方向性を知ることになった初舞台から、
その後はどういった活動を?

それからは、その劇団さんで何度か客演で出させていただいたり、舞台を観にいらしていた方に声をかけていただいたりして、年に2本ぐらいのペースで舞台に出ていました。それを10年ぐらい経たころ、舞台を観にきていた今のマネージャーさんがスカウトしてくれたんです。それからはテレビのお仕事をメインにやらせていただいています。


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photo/Masato Moriyama styling/Masaaki Mitsuzono hair&make/Tomonori Maruyama(La Donna) text/Shizuka Horikawa

コート 234,000円 ニット 83,000円 シャツ 59,000円 パンツ 136,000円(すべてヌメロ ヴェントゥーノ/イザ TEL. 0120-135-015)ブーティー126,000円(ジミー チュウ/ジミー チュウ TEL. 03-5413-1150)