藤井麻未
藤井麻未

2016.08.01(Mon)

桁違いのスケール!憧れの海外グランピング6選

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Glamping in Luxury Tents - Moonlight Camp at The Resort at Paws Up | Flickr

近年、日本でもブームを巻き起こしているグランピング。グランピングとは、「Glamorous」と「Camping」を合わせた造語。「魅力的な、豪華なキャンプ」といった意味で使われています。自然を身近に感じながらもホテルにいるかのような快適さを失わないアウトドア、まさに良いとこ取りのグランピングは世界中に愛好家がいます。国内でも趣向を凝らしたグランピングサイトが誕生していますが、海外のグランピングはやはりスケールが桁違い。今回は、そんな海外グランピングのオススメをご紹介しましょう。

グランピングは、すでに1000年前に存在していた!?

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Bayambijav | Linh Vien Thai | Flickr

日本では2015年になりようやく火が点いたグランピングですが、世界的なグランピングの歴史はずっと古いということをご存知でしょうか。グランピングの概念的な起源は1110年、モンゴルの遊牧民が発明した移動式テントの「ゲル」だといわれています。草原での生活スタイルに合わせていつでも取り外し可能であるにも関わらず、内部は空調、テレビ、キッチンなどが揃い非常に快適。これが今のグランピングの形に近いことはお分かりでしょう。

欧米のセレブたちによって進化を遂げたグランピング

さらに1900年代のイギリスで、産業革命による生活水準の上昇とともに郊外や海外に出掛ける富裕層が現れ始めます。彼らは植民地であるアフリカなどへ出かけ、サファリや冒険を楽しもうとしたのです。けれど汚い水回りや陳腐なテント、不便なキャンプ生活などは避けたいセレブたちは、いかにして冒険をしながら快適に過ごすかを追求します。そこで生まれたのが「キャンパス・サファリ・テント」というスタイル。テントでありながらもラグジュアリーなラグや寝心地の良いベッド、高級家具、簡易キッチンを備え付けて、食事を作る専用シェフを雇いました。こうして現代のグランピングの発想に繋がる形が出来上がったのです。海外でモダングランピングがブームになったのは2013年ごろ。欧米からアジア、日本へと徐々に広がりをみせています。

グランピングのメッカ、パンパード・ウィルダネス(アメリカ ワシントン州)

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Stay in the Rustic Retreat Cabin for a romantic getaway

パンパード・ウィルダネスは、広大な森林を擁するミラーシルバニア州立公園の中にあります。森の中でのキャンプはやはり誰もが憧れる王道スタイル。けれど、虫や天候、食事作りに寝心地など、気がかりなことだらけでなかなか手が出ないといった方も多いでしょう。そんな問題を解決し、かつたっぷり森を味わえるグランピングができるとあって、パンパード・ウィルダネスは世界中のグランピングファンを虜にしています。テントの中とは思えない居心地の良い空間に広いベッド、ぬくもりのあるインテリア、暖炉や冷蔵庫も完備、朝には淹れたての珈琲を、夜にはグラスワインを飲みながら語り合うひとときにはきっと誰もが憧れることでしょう。カヤックやトレッキングなど、大自然を満喫できるアクティビティも揃っています。

◇Pampered Wilderness
http://pamperedwilderness.com/

南国リゾート風、グランピング・サンダット(インドネシア バリ島)

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Resort in Bali, Legong Accomodation, Glamping Sandat

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Resort in Bali, Tent Penjor Accomodation, Glamping Sandat

南国でのリゾート気分なグランピングを楽しみたいなら、ここインドネシア、バリ島にあるグランピング・サンダットが最適です。周囲にはバリ島ならではの典型的な水田や南国情緒溢れる森が広がり、プライベートプールやトロピカルガーデンもあります。ハネムーナーにも人気のサンダットは、24時間利用できるバトラーサービスやリゾートチックでゴージャスな部屋が売り。日が暮れるとさらにムーディーになり南国の夜をロマンチックに演出します。

◇Glamping Sandat
http://www.glampingsandat.com/

大自然に溶け込む、エコキャンプ (チリ パタゴニア)

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Suite Domes (28m²/300ft²) » EcoCamp Patagonia

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EcoCamp Community Domes » EcoCamp Patagonia

チリ有数の大自然が残るトーレスデルパイネ国立公園内にある人気のグランピングサイトが、ここエコキャンプです。広大な草原、森、大氷河や雄大な山々、そしてブルーの美しい湖などが広がるパタゴニアの大自然。エコキャンプは、そんなパタゴニアの大地に抱かれるようにして存在し、その名の通り自然環境と共存しながらも快適な宿泊空間を提供しています。先住民族の住居をモチーフにしたドーム型の部屋には設備が調い、共有エリアではパタゴニアの自然についての勉強会や、ヨガクラスが開かれます。また、カフェラウンジで旅人同士交流することもできます。トレッキングやサイクリング、カヌーなどのアクティビティも充実し、パタゴニアをまるごと楽しめるグランピングができるでしょう。

◇EcoCamp Patagonia
http://www.ecocamp.travel/es

海辺のツリーハウス、プラヤ・ヴィヴァ (メキシコ ペタトラン)

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Images-Playa Viva | Juluchuca, Mexico

メキシコ西海岸、シエラマドレ山脈と太平洋に挟まれるようにしてあるのが、メキシコのグランピングサイト、プラヤ・ヴィヴァです。目の前はどこまでも広がる海。そして背後にはヤシの木が茂る手つかずの森が広がっています。このグランピングでぜひ体験したいのがツリーハウス。ヤシの木を土台に造り上げた木の上の隠れ家は、もちろんダイナミックなオーシャンビュー。海から心地よい潮風が吹き時を忘れさせてくれます。プライベートバスルームやWifiも完備、全食事付に、バーやハンモックのあるラウンジコーナーなど、こんな大自然の中にあって申し分のない設備が調っています。

◇Playa Viva
http://www.playaviva.com/

長閑な田園の中のアグリツーリズモ、ファットリア・ラ・プルニョーラ(イタリア トスカーナ州)

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Our "YURTS"

糸杉並木に緑の田園風景が果てしなく広がるトスカーナ州は、長閑で美しい丘陵地帯。ところどころに古くて小さな丘上都市が点在し、より一層魅力を加えています。ファットリオ・プルニョーラはトスカーナの中でも森、草原、海、と変化に富んだ地形をもつマレンマ地方にあるアグリツーリズモ(農場滞在)の施設。モンゴルのゲルにも似た円形のユルトには可愛らしいインテリアが揃い、トスカーナらしい長閑な自然と、牧歌的な農場滞在、美味しい料理を満喫できます。

◇ Fattoria La Prugnola
http://www.laprugnola.it/index.php

アルプスをまるごと味わう、ホワイトポッド (スイス モンテ―)

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Whitepod in Switzerland

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Whitepod in Switzerland

ホワイトポッドは、なんとアルプス山脈の中腹という驚きの立地。通常こんなところでキャンプをしようものなら、相当の覚悟と準備が必要なところですが、そこはなんといってもグランピング。アルプスの自然真只中という非日常の世界に、手ぶらで快適に滞在できてしまうのです。標高1400mの宿泊テントからはレマン湖が見渡せ、夜は光り輝く星空を眺めることができます。夏は清々しい山岳リゾートを、冬はアルプスらしい一面真っ白な景色を眺めつつゆっくり過ごしたりウィンタースポーツを楽しむことも。晴れた日にはデッキで温かい紅茶と自家製クッキーやケーキを食べながら、のんびり過ごすのもオススメです。

◇White Pod
http://www.whitepod.com/?lang=en

グランピングの魅力と注意点

さて、海外のグランピングはいかがだったでしょうか。どれもキャンプとは思えない桁違いのスケール、魅力的なものばかりです。グランピングの目指すところは、手つかずの大自然をキャンプという形で身近に感じながらも、面倒なことや不便なことから解放されていかにラグジュアリーに快適に過ごすか、というところにあります。しかし、自然には人間の力の及ばない未知の部分や恐ろしい部分も潜んでいるということを忘れてはなりません。本来キャンプの持つ不便さや不快さは、そういった自然の近付き難い部分を人間に認識させてくれる役目を果たしていました。それが無くなり、誰もが気軽に快適にグランピングを楽しめるようになった今、私たちは自然に対する畏敬の念やある種の恐れといったものを改めて認識しながら楽しむといったことが必要なのではないかと思います。是非、節度をもった上で自然と触れ合い、快適で楽しいグランピングライフを満喫してみて下さいね。

元添乗員の旅ブログ
“元添乗員の国外逃亡旅行記”
http://mamfuj.hatenablog.com/
“Travel Blog by Mami F.”
http://www.travelblogbymamif.com/

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