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17.07.19(Wed)

【Dr.牧野のGLAM外来】vol.3「ストレスで過食。食べ過ぎては落ち込む、悪循環をもうやめたいんです」

牧野真理子

牧野真理子 牧野クリニック 心療内科 診療部長

医学博士。心身医療内科専門医。牧野クリニック診療部長。優秀臨床専門医。北里大学医学部、メルボルン大学医学部大学院卒業。 働く女性のメンタルヘルス事情に詳しく、摂食障害やうつ病の治療に取り組む。温かなお人柄で、女性の立場...

仕事にもプライベートにも、前向きなGLAM世代の女性たち。一見充実している日々の裏側で、ときには人知れずモヤモヤを抱えてしまうことも……。心療内科医の牧野真理子先生が、そんながんばる女性に向けてお届けする“心の力を抜く”アドバイス。夏まっさかりの7月は、2回連続で“ボディ”に関するお悩みに迫ります。

【今回のお悩み】
「ストレスで過食。食べ過ぎては落ち込む、悪循環をもうやめたいんです」

(R子さん メーカー勤務・36歳)

【R子さん】私、ストレスがたまると、“食”に走ってしまうんです。仕事の忙しさがピークになると、いつも残業中にスナックを何袋もつまんで、それでも足りなくて帰り道にコンビニのスイーツやハンバーガーを何個もまとめ買いして帰宅後すぐに完食してしまう。そんなことが何日か続くと、当然肌も荒れますし、お腹もポッコリしてくるから「ヤバい!」と思うんですよね。慌ててランチをサラダにしたり、夕飯を抜いたりして自分なりにダイエットしてるんですが……。結局、仕事が忙しくなると、また同じことの繰り返しです。30代後半になり代謝が落ちてきたせいか、体型や体重が元に戻りにくくなった気も。このまま太っていったらどうしようと、最近ちょっぴり不安です。

【Dr.牧野】仕事を持つGLAM世代の女性は、常にストレスと隣り合わせですよね。年齢を重ねて責任ある立場の方ほど、プレッシャーも大きいはず。加えて、今の時代はいつでもどこでも、すぐに食べ物が手に入りますから、食でストレスを発散するのは最も手軽な方法といえます。患者さんからも「忙しかったから、がんばった自分へのごほうびにおいしいものを食べにいきました」というようなお話しをよく伺いますね。

【R子さん】よかった。私だけじゃないんですね。ちょっと安心しました。

【Dr.牧野】その一方で、やはり女性である以上、スタイルは気になりますから「食べ過ぎはいけない」「痩せなくては」という意識が生まれるのも当然のこと。女性が“痩せたい”と思うきっかけは、大きく分けるとふたつあります。ひとつはR子さんのようにストレスで食に走った結果、体重が増えてしまったケース。もうひとつは誰かに「太ったね」と言われて“痩せなければ”と思い込むケースです。このような方は、極端に食事量を減らす“自己流ダイエット”にハマりやすい傾向があります。ご自身でバランスが取れているうちはいいのですが、気づかないうちに、摂食障害への第一歩を踏み出してしまう場合もあるんですよ。

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【Dr.牧野のGLAM外来】
vol.1「結婚はしたい。でも、せっかくだから一発逆転したくてスペックが譲れない……」
vol.2「週末はひとりでダラダラが好き。でも、SNSで友人のリア充ライフを見ると落ち込みます」