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「別に、マッチングアプリは浮気じゃないだろ」結婚秒読みなのに複数の女と関係を続けた彼。だが、最低な言い訳に別れを決意

嫉妬深いけれど紳士だった彼
21歳から25歳まで付き合った彼は、出会った当初はかなり嫉妬深かった。
私の返信が少し遅れるだけで不機嫌になり、誰と何をしていたのかを細かく確認してきた。
半年もすると、その嫉妬は静かに丸くなり、代わりに目に見える優しさが前に出てきた。ドアを必ず先に開け、店では奥の席を私に譲り、食事代はいつも自分が出した。整った顔立ちと色気のある雰囲気もあって、私は周囲から羨ましがられる側にいた。
遠距離恋愛が1年続いた。離れている間も彼はマメに連絡をくれて、月に1度の往復をきっちり守ってくれた。私が地元の近くに移ってからは、頻繁に行き来する関係になった。両親に会わせ、彼の両親にも食事の席で挨拶を済ませた。
会話の中で結婚という言葉が出始め、25歳の誕生日には指輪の話が具体的に動いていた。
箱根帰りに光ったタブレット
誕生日の旅行で箱根に行き、帰宅後そのまま彼の家に泊まる流れになった。
彼が近くのコンビニへ買い物に出た数分間、テーブルの隅に置きっぱなしのタブレットが、ふっと画面を光らせた。通知の一行に、見覚えのないアプリ名と知らない女性の名前が並んでいた。マッチングアプリの通知だった。
胸の奥が冷たくなった指先で、私はその画面に触れてしまった。ロックは外れたままで、トーク履歴がそのまま並んでいた。
複数の相手と、会う日付や場所が具体的に決まっているやり取りがあった。私の誕生日の前後にも、別の女性と会っていた記録が残っていた。コンビニ袋を提げて戻ってきた彼を、私は何も言わずタブレットの画面ごと迎えた。
土下座と冷たい告白の夜
画面を見た彼は数秒固まり、それから床に膝をついた。額がフローリングに触れる音がした。
「遊んだことなくてやってみたかった」
「別に、マッチングアプリは浮気じゃないだろ」
1年前から続けていた、やめたかったけどダラダラと切れなかった、と平坦な声で答えた。
「ありえない!考えが合わないから別れて」
そう言うと、彼は土下座のまま、付き合いを終わらせないでくれと繰り返し頭を下げた。
結婚秒読みだった相手から、こんなにも軽い動機で出てきた言葉に、私は息の置き場を失った。
その夜は別れず、しばらく関係を続けようと試みた。けれど彼が席を立つたび、画面を伏せる仕草を見るたび、あの通知が私の中で何度も光った。ご馳走してくれる手も、奥の席を譲ってくれる姿勢も、全て同じ表情のまま別の女性にも向けていたのだと思うと、紳士という言葉は外側だけ作られた飾りに見えてきた。半年後、私は別れを告げた。指輪の話は、最後まで彼の口から取り消されなかった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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