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17.06.12(Mon)

【自宅で旅ごはん5|香港】朝6時、老舗飲茶屋から巡るディープスポットとピータン豆腐

Atsushi Ishiguro

Atsushi Ishiguro フードコーディネーター・フォトグラファー

世界を旅するフードフォトグラファー。音楽業界を経て、グローバルIT企業でエンターテイメントのスタートアップを数多く担当し、現在はフリーのフードコーディネイター兼フォトグラファー。世界各地で食べたおいしいものを日本で再現す...

朝6時の老舗店。地元住人のおはようと食欲、飲茶ワゴンでごった返す!

20年前、それまでイギリス領だった香港が中国に返還されました。一国二制度ということで、香港の体制はほぼ以前のまま。中国本土といえば、その間に急激に経済発展を遂げました。昔から映画で見るような混沌としたイメージの香港の中でも、広州に本店のある蓮香楼は80年以上前に香港進出。昔と変わらないワゴンサービスと気取らないローカルな雰囲気が楽しい、香港島にある店です。僕の友人は親子3代、この店に通っているといっていました。
料理を乗せたワゴンがフロアに登場すれば、テーブルに回ってくるのを待ちきれない客が我先にとワゴンに突進したりと、かなりアクティブ。それほどのおいしさなんです。

ランタオ島で大仏参り! そして漁師の村を訪ねる。

ランタオ島は香港島の西に位置する島で、香港空港や香港ディズニーランドもこの島にあります。この島は古くからちょっとしたレジャーアイランドでした。巨大な大仏へ参拝に出かけたり、山がちな地形なのでトレッキングに汗したり。

「香港は昔は小さな漁村だった」というのは有名な話ですが、このランタオ島にはいまだに海での漁を生業にする村もあって、水上住宅の集落もあります。のんびりとした変わらぬ風景を楽しみつつ、海産物の市場をひやかして歩いたり、地元の食堂でかるく昼ご飯を食べたり。香港の違った一面を見ることができます。

ランタオ島へは電車で。そして島内では観光用ロープウェイ(床が透明でスリルあり)や、周回するバスなどを利用すると便利です。

九龍の金魚市場をのぞいてみる!
ランタオ島から香港中心部へはボートで香港の港を行きかう船を眺めながら帰ることもできます。まだ暑い夕方に町に戻れば、金魚市場へ出かけて、水を泳ぐ涼しげな金魚でも見てみましょうか。

九龍島の金魚街に行けば、そこは通りの両側に観賞用の金魚や亀などを売る店がいくつも並んでいます。水槽を泳ぐ涼しげな様子を期待していたのですが、なんとそこでは、ビニール袋に入れられた金魚が、縦に組まれたラックに大量にぶら下げられているんです。そして、大勢のお客さんたち。香港の人たちが、こんなに金魚を好きだということも驚きでした。

市場で土から生まれたピータンに遭遇!
香港島には地元の人たちが食料を買うための市場がたくさんあります。豚の丸焼きやカモの丸焼き、南の海ならではの色とりどりの魚、海産物の乾物に薬膳に使う漢方の食材、中華の調味料などなど。そこで見つけたのがピータンです。ピータンは、アヒルの卵を土の中に埋めて熟成させて作ります。日本で手に入るピータンはふつう藁にに包まれているのですが、この市場ではその場にある土のなかから掘り出した新鮮(?)なものを売っていました。

今回はピータンを使って、ピータン豆腐を作ります!

【レシピ】ピータン豆腐

材料:2人分

ピータン :1個
絹豆腐 :1丁
ザーサイ(瓶詰) :30g
ネギ :1/2本
万能ねぎ :1本
カシューナッツ :6粒
ごま油 :大さじ2
ラー油 :小さじ1
醤油 :大さじ1
:大さじ1
砂糖 :小さじ2
ショウガみじん切り :小さじ1

〇 酢は黒酢でもおいしくでいます。
〇 ラー油の代わりに豆板醤でもOK。

日本で手に入るピータンは、藁がついているものが多いです。
殻をむくと、表面に花びらのような模様があって、松花と呼ばれます。

作り方:

1. ピータンは殻をむいて30分以上置く(ピータンの嫌なにおいが取れます)
2. 干しエビを水に10分つけて戻しておく。
3. 干しエビ、ザーサイとねぎを粗みじん切りにして、たれの材料と混ぜる。
4. 豆腐は水けを切り縦半分に切ったら、厚さ5㎜位に切る。
5. 4を皿にのせ、荒いみじん切りにしたピータンを載せて、3をかけたら、砕いたカシューナッツと小口切りにした万能ねぎをのせる。

〇 食べるときには全体を崩して混ぜるので、豆腐の切り方は賽の目でもOK。切らなくてもOKです。

photos by Atsushi Ishiguro
石黒アツシのHP