17.04.08(Sat)

金曜発、週末札幌ひとり旅♡ Vol.2 女子的マストの絶品ご当地フード6選

YabukiHiroko

YabukiHiroko ライター兼 通訳案内士

ライター兼通訳案内士。『GINZA』『POPEYE』などで編集・執筆するかたわら、訪日旅行者を案内。『Hanako』にてエッセイ「Tokyo:Take a bite 通訳案内士の東京案内英会話」を連載中。www.toky...

札幌に来たら、やっぱり美味しいものをお腹一杯食べたいですよね。味噌ラーメンやジンギスカンが有名だけれど、実はほかにも注目すべきフードがたくさんあるんです。札幌女子の間で話題のスイーツや、東京では食べられないちょっとかわったラーメン、旅の合間のリラックスタイムにぴったりの素敵なカフェ。2泊3日の滞在期間中、私が実際に訪れて、「また来たい!」と思ったお店を厳選してご紹介します。

1.「こうひいはうす」のスープカレー

ご夫婦が営む小さな喫茶店。最初に言いますが私、スープカレーでこんなに感動したのは初めてです。いただいたのは一番人気のチキンカレー(800円)。スープはオーブンで焼いて脂を落とした鶏ガラと、たっぷりの野菜を12時間あまりかけてぐつぐつ煮込み、昆布や鰹節を加えて旨みをだしているそう。サラサラであっさりしているのにコクがあって、でも主張しすぎず、カレーとスープの中間のような感じ。野菜や北海道産のジャガイモに人参、ブロッコリーなど。丁寧に仕込まれたのがわかる素朴で優しい味だけれど、歯ごたえはちゃんと残っていて食べ応えがあります。辛さは普通から激辛まで5段階あり、無料でチェンジ可能。ごはんはサフランライスで、聞くところによるとこれが北海道スープカレーの初期形なのだとか。

奇をてらわず、シンプルだけれど、もう一度食べに来たくなる味。最寄りの駅は市電のロケーションは市電の「ロープウェイ入口停留所」駅で、少しだけ中心地から離れてますが、わざわざ行く価値ありです。

こうひいはうす
住所:札幌市中央区南二十条西15-3 伏見コーポ 1F
電話番等:011-561-9115

2.「すすり」の特製泡がごめつけ麺

中島公園駅から徒歩5分ほどのラーメン店。宿泊したホテル「Unwind」のスタッフさんおすすめで、夜チェックインした後に食べに行ったお店です。化学調味料不使用の無化調ラーメンで、麺は北海道産小麦100%使用の自家製麺。ミネラルを多く含むイタリア産の岩塩を使っていたり、北海道産の豚肩ロースを低温で加熱したレアチャーシューを提供していたりと、店主のこだわりがガンガン伝わってくるのですが、目から鱗だったのが今回いただいた「がごめつけ麺」(940円)。函館近海にのみ生息する、独特の粘り気が特徴の昆布・がごめ昆布を細かく刻み、麺に絡めてあり、そのねばねば感は想像以上。これを柑橘系の隠し味が効いた醤油ベースのスープでいただくのですが、なんというか、新感覚すぎてびっくり。終盤は麺の粘り気が濃縮(?)され、けっこうな吸引力を要します。

味のおもしろさに加えて、お店は白を基調としたミニマルなインテリアで、カフェっぽい雰囲気なので、女子1人ラーメンに抵抗がある人にもハードルが低いかと。札幌ラーメンは味噌だけじゃない! と改めて思い知らされたのでした。

すすり
住所:札幌市中央区南8条西3丁目7-40 
電話番号:011-513-0446

3.「INITIAL」の締めパフェ

飲んだ後にはラーメン、というのは日本国民、全国共通なのだと思っていましたが、どうやら札幌では違うようなのです。というか、昨年の秋ごろから変わってきたのだとか。というのも、今札幌女子の間では「締めパフェ」なる文化が急速に浸透していて、深夜にパフェを食べてから幸せ気分で帰宅、というのが新定番になりつつあるから。そんな情報をホテルのスタッフから聞きつけ、すすめられるがままに訪れたのがこちら、狸小路近くの「イニシャル」。こちらのパフェは、まるでアートのような美しさがウリ。私がオーダーした「エキュルイユ ~栗鼠の家~」(1320円)は、グラスの中に栗やピスタシオのジェラートとベリーのソース、さらにフタのようにかぶさったクッキーの上にかぼちゃのタルトと色とりどりのフルーツたちをのせた、上から見ても横から見ても芸術的な一品。しかも+200円でコーヒーか紅茶のセットにできちゃうので、けっこうお得感もあり。

メニューは季節替わりで、私が行ったときにはガトーショコラベースの皿盛りパフェや、果実、タタン、ソルベ、ムースとあらゆる形状でいただける林檎のパフェなどがありました。お店自体はバーのような雰囲気で、女子率高し。郷に入っては郷に従えと言いますし、札幌ナイトアウトのシメはぜひココで。

INITIAL
住所:札幌市中央区南3条西5-36-1 F.DRESS五番街ビル 2F
電話番号:011-211-0490

4.「森彦」系のコーヒー&スイーツ

札幌でおしゃれなカフェに行きたい、と思ったら、外せないのが「森彦」系列のお店。市内に6店舗構え、それぞれコンセプトや雰囲気が異なるのですが、どのお店も居心地がよくて、なんというか押しつけがましくないのです。円山公園のおしゃれエリア「裏参道」近くにある「森彦」は、味のある一軒家を改装したほっこり系。一方誌洋服や雑貨を扱うショップ併設の「アトリエモリヒコ」(写真下)は、ギャラリーっぽいモダンさを残しつつ、店内には暖炉が備えてあったりして、北国らしい温かみも感じることができます。

ここでは、北海道産の小豆のあんこをクロワッサンでサンドした冬メニューの「あんクロワッサン」と、一番人気の「No.2 Morihikoブレンド(マイルド)」(各550円)をいただきました。コーヒーはすべてオリジナルで、ブレンドからシングルオリジン、カフェインレスなど様々な種類が。販売もしているので、お土産にも喜ばれそう。私もひとつ、コーヒー好きの友達へのギフトに買って帰りました。札幌では、色々なお店でここ「Morihiko」のコーヒーがいただけるようですよ。

アトリエモリヒコ
住所:札幌市中央区南1条西12丁目4-182
電話番号:011-231-4883

5.「イシヤカフェ」のホットケーキ

札幌土産の超スタンダードといえば、ご存じ「白い恋人」。その製造元である石屋製菓のカフェがこちら「イシヤカフェ」。数あるメニューの中でも話題なのが、写真のぶあついホットケーキ(864円~)。実は某レビューサイトには、普通のホットケーキ、等の意見もいくつか見受けられたので、若干半信半疑だったのですが、コレ私的にはヒット! どちらかというとどっしり食べ応えがあるタイプの生地で、甘さも甘すぎず、でも物足りないといこともなく、シロップを少しかけるくらいでちょうどよくいただけました。ちなみに厚さは約3.5センチ。こちらはプレーンで、ほかにベリーやチョコレート、それから季節限定のものも一品(冬の間はティラミスホットケーキ)あります。

お店はビルの地下にありながら、いつも満員。アンティークの照明や窓枠のデザインなど、内装は古いイギリスの家を意識していて、カジュアルな雰囲気だけれど女子的に上がるツボもちゃんとおさえていました。電源が使えるのも嬉しい。あと、コーヒーには白い恋人が一枚ついてきますよ!

イシヤカフェ
住所:札幌市中央区大通西4丁目6番地1
電話番号:011-231-1487

6.「六花亭 神宮茶屋店」の判官さま

数ある六花亭のなかでも、北海道神宮近くにある神宮茶屋店でしか販売していない幻のお菓子がこの「判官さま」(100円)。柔らかくつきあげたそば粉入りのお餅を鉄板で焼いたもので、中には粒あんがたっぷり。注文を受けてから鉄板で焼いてくれるので、出来立てアツアツでいただけるのです。

店内にはイートイン的に座れるベンチや、無料のほうじ茶の提供もあって、いつも大賑わい。広大な丸山公園をお散歩した後や、道内屈指のパワースポットとされる北海道神宮のお参りとあわせて、ぜひ立ち寄ってみて。おなじみのチョコレートやバターサンドなども、もちろん店頭に並びます。

定番のご当地フード以外にも、まだまだ私たちの知らない隠れた人気店や話題のメニューがたくさん。ちょっと目線を変えて見つけた新しい札幌の味、ぜひ挑戦してみてください。