15.05.15(Fri)

今、南イタリアが旬。レモン実る魅惑のリゾート、アマルフィ海岸の街々を訪ねて

藤井麻未

藤井麻未 個性派トラベルライター/元海外旅行添乗員

秘境系旅行会社元添乗員。テーマ性のある個性派旅を得意とする。旅ブログキュレーションメディア、TABIZINE公式ブロガー。海外に日本を発信するメディア、Japan Infoライター。

「南イタリア」と聞いて思い浮かべるのが、大きなレモンに燦々と輝く太陽、そして真っ青な海にシーフード。そういった南イタリアのイメージそのままの、いやそれ以上に魅惑的な風景がここアマルフィ海岸にはあります。今回は、少しラグジュアリーなリゾート気分で、夏にシーズン真っ盛りを迎える世界遺産アマルフィ海岸へとご案内しましょう。

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アマルフィ海岸とは、ナポリのまだ南、ソレントからサレルノまでの約40㎞の海岸線のことを言います。“世界で最も美しい海岸線の一つ”と讃えられるアマルフィ海岸。半島に横たわる山地が海に向かって断崖絶壁となり、カーブだらけの複雑な海岸線を曲がる度に小さく美しい街々が現れます。

 

ポジターノ

リュクスなVIPステイを堪能するならポジターノが一番。狭くて急な小路の両脇には目に楽しいレモンの雑貨や洒落たショップが目白押し。葡萄棚をくぐり抜けて辿り着くのは小さなビーチ。振り返ると山肌に張り付くようにカラフルな家々がまるでおもちゃ箱のよう。

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せっかくだから、たまにはラグジュアリーに。そんな気分になったらぜひ「レ・シレヌーゼ」で滞在を。「人魚たち」というなんともエレガントなネーミングのこのホテルは、蔦の絡まる白壁に明るい色調の南イタリア風。18世紀の貴族の別荘を改装しているとだけあって、歴史を感じさせるアンティーク調の家具や調度品は今なお健在。窓辺には青いティレニア海、そして清々しい海風が吹き込み・・・と、まるで楽園のような空気の漂うホテルなのです。

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ミシュラン一つ星のダイニングは有名だけれどちょっと敷居が高いかも。それならシャンパン&オイスターバーはいかがでしょう。ティレニア海とポジターノの街を見下ろしながらグラスを傾けるひとときは、きっと特別な時間になることでしょう。

 

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Le Sirenuse

Via Cristoforo Colombo, 30

84017 Positano (SA) Italia

 

ラヴェッロ

アマルフィ海岸沿いの街で最も標高が高いのがここラヴェッロの街。その立地からか、まるで天空の楽園のように美しい景色が楽しめるとあって遙か昔から人々を魅了し続けてきました。ラヴェッロ名物は、植物の茂る瀟洒なヴィラに庭園。ヴィラ・チンプローネの庭園には多くの音楽家や作家が訪れインスピレーションを得たと云われています。

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明るい絵柄の陶磁器も南イタリアではよく目につくお土産。でも、ここラヴェッロの店にならぶ陶磁器は一味違った洗練度。カラフルな南イタリア風ながら、繊細かつ華麗なデザインは見ても楽しく、使っても楽しい逸品なのです。

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アマルフィ

かつてヴェネチアやピサ、ジェノバに先駆けて一大海洋王国を築いたアマルフィ。今では、カフェやショップ、色とりどりの野菜を扱う店がひしめき合う広場や、その奥に広がる静かな路地裏の美しさに世界中から人々が吸い寄せられてきます。

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エオロは港と街を一望できる絶好のロケーションにあるレストラン。新鮮な食材を使った絶品料理はもとより、カンパーニャ州のワインやその他人気ワイン銘柄が揃う自慢のカンティーナ(ワイン庫)には定評があります。街にポツポツと灯りが付きはじめる夕暮れ時にはたっぷり時間をとって、素敵なディナーといきましょう。

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EOLO

Via P. Comite 3

84011 Amalfi (SA)

 

海岸線を車でドライブするのがアマルフィ海岸を楽しむポイント。ナポリなどから日帰りもできますが、できれば緩やかなリゾートウェアに身を包んでゆったりと滞在したいもの。あちらこちらにたわわに実るレモンの木々が、きっとあなたを待っていることでしょう。


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“元添乗員の国外逃亡旅行記”  http://mamfuj.hatenablog.com/