島田佳奈

2015.04.01(Wed)

不意のお泊りの翌朝、彼があなたに惚れ直す朝食とは

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彼(または好きな男性)とのお酒が弾み、気がついたら終電がなくなってしまったとき。
「うち……泊まっていく?」
これが言えるかどうかで、その恋のゆくえは大きく変わります。

いつでも彼を呼べるよう部屋をキレイにしておくのはもちろんのこと。しかし意外と忘れがちなのが、泊まった翌朝の準備。普段から毎日自炊をしている料理上手な女性であれば、慌てることなくステキな朝食をふるまうことができますが、忙しくて外食しがちなワーキングウーマンの女性は、冷蔵庫に何の買い置きもない場合もありますよね。

事前に手料理をごちそうすると約束しているおうちデートならば、あなたも気合を入れて準備できるでしょう。彼だってそのつもりでやってきますから、採点もシビアになるかもしれません。しかし不意のお泊りでは「一緒に朝を迎えること」がそもそも想定外です。特に何も期待していないシチュエーションだからこそ、簡単な朝食ひとつで彼の胃袋をグッとつかむことができるのです。
そこで今回は、食材が少なくても、時間のない朝でもサッと作れて、しかも男性ウケのいいメニューを提案します。

■白飯+玉子+和風だし+白ごま+海苔で簡単雑炊

1) 炊飯器に残った固いごはんや冷凍してある白飯と、ごはんが浸るくらいの水&インスタントの和風だしを鍋に入れて火にかけます。
2) 沸騰してごはんがほぐれたら塩または醤油で調味し、溶き卵を少しずつ流し入れます。
3) 2)の上に細く切った海苔をのせ、フタをして火を止めて1分。
4) お椀によそって白ごまをふりかければ完成。
これはいわゆる「鍋の後のシメに作る雑炊」と似たようなもの。二日酔いの胃にも優しく、嫌いな男性はいないといっても過言ではないでしょう。和風だしを中華だしに変えても美味しいです。

■食パン+玉子+牛乳+砂糖でフレンチトースト

1) 玉子を溶き、バット(深めの皿でもOK)に牛乳、砂糖とともに入れて混ぜます。
2) 食パンを浸し、フライパンにバターを溶かし、両面焼くだけで完成。
「食パン、玉子、牛乳」で作る朝食としては、トースト・卵料理(目玉焼き、ゆで玉子、スクランブルエッグ、オムレツなど)ホットミルクあたりが定番ですが、あえて男性が普段あまり食べないフレンチトーストに変身させるのがポイントです。甘い物が好きな男性なら蜂蜜をかけて、ボリュームを求めるならスライスチーズやハムを挟む(または載せる)のもお勧めです。

■コンビニ食材も盛り付け次第

もし「明日食べるものがない!」と気づいたら、出がけに牛丼屋の朝定食やファストフードですませるのではなく、近くのコンビニでサラダやパンを買ってきましょう。もちろんそのまま出すのではなく、ワンプレートに少量ずつ配置する「カフェ盛り」にすることがポイントです。スープを添えればバランス満点。なお、女性が好むスムージーやシリアルなどは、食べ慣れない男性には不評です。もし出す場合は、先に食べられるか確認しましょう。

実は、メニューよりも大事なのは、二人の朝時間を楽しんでもらいたいという、あなたのホスピタリティ。さっと機転を利かせて美味しい朝食を振る舞う心遣いに、彼は「あなたと一緒に暮らす未来」を想像し、惚れ直すかもしれません。

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