ELIE INOUE

2015.02.27(Fri)

スタイリングのスパイスに!GUCCIが教えてくれた、スカーフで「70年代風」に仕上げるコツ

scarf 1

暦の上では既に春。小春日和を感じることもある最近は、オシャレして外に出掛けたくなりますね。 今回注目するのは今季トレンドの『70年代風』スタイル。いつものコーディネートにプラスする小物やアクセサリー次第で、レトロ感漂う70年代風スタイルに仕上げることができます。そんな万能アイテムの中でも最も今季活躍してくれそうなのが、スカーフです。

多くのブランドがスカーフをアイテムとして使うなか、最も種類豊富に登場させたのが、GUCCI。実は70年代に、実際にGUCCIが出したスカーフが一大ブームを起こした歴史があります。独特の柄や色味は、イタリアの文化を象徴するように、イタリア人にしか創ることのできない繊細さが盛り込まれていました。
今回は、そんなGUCCIの2015SSのコレクションを参考に、スカーフの上手なスタイリング方法をご紹介します。

■ソフトミリタリー

今季流行のソフトミリタリー(http://www.glam.jp/post-78856/)にも、スカーフをプラスすることで一気に見違えます。秋に着るカーキと違う今季のソフトミリタリーは、春らしい爽やかさが必要。アウター、トップス、ボトムスどこかにカーキを取り入れるコーディネートを楽しみたい日は同色系のグリーンのスカーフをプラスα。


全体がしまって見え、バランスが整います。カジュアルに見えるソフトミリタリーに少し気品さがプラスされますね。

■デニム

今季のデニムの魅力については前回お伝えした通り。(http://www.glam.jp/post_150216/)デニムアイテムを既に1つはゲットした方も多いのではないでしょうか?


デニムもミリタリー同様、カジュアルに見え過ぎるアイテムですが、スカーフをプラスすることで“きちんと感”を出すことができます。さらっとデニムワンピースを一枚で着こなし、ノーアクセでスカーフだけ巻けばシンプルでシックにキマリます。スカーフだけでコーディネートにスパイスを与える潔さが好きで、個人的に一番トライしたいスタイリングです。

■結び方

「この結び方が正しい!」なんてルールはなく、自分の好きに巻くのが一番!今年らしい巻き方といえば、まさにGUCCIのように二重巻きにして、斜め前で方結びする方法でしょう。


あえて首がつまったトップスの中にスカーフを合わせたり、シャツのボタンを上まで閉めてスカーフをちら見せする方法も、スタイリングの要になってくれそう。
スカーフが長めで余裕があれば、結び目を蝶々にしても可愛らしいです。ただ、シャツなどのカチっとし過ぎるコーディネートに合わせると、一昔前のキャビンアテンダントを彷彿とさせ、少し印象違い…。あくまでカジュアルコーデや可愛いらしさと相反する、マスキュリンなコーデに合わせることをオススメします。

以上、今回はスカーフの上手なスタイリング方法をご紹介しましたが、いかがでしたか? 普段は立ち寄らない人もヴィンテージストアなどに足を運んで、実際に70年代に作られたアイテムをゲットするのも、新しい自分のスタイルを作る一つのきっかけになるかもしれません。特にスカーフは色合い・素材・使い古したニュアンスなど、新しいものではどうしても出せない味があるものです。 春は首に巻いたスカーフを夏には手首や二の腕に巻いたりと、数ヶ月後にはまた違った楽しみが待っています。スタイリングの“スパイス”として、スカーフでひと味もふた味も違う楽しみを見つけてみて下さい。

ELIE INOUE
instagram@elieinoue

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