北川 真澄

冬のスキンケア支度、済んでいますか?女性らしさを格上げする肌に欠かせないアイテム、あります!

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 新しいコートに、新しいニット。ファッションの冬支度として、ブーツを新調した人もいるかもしれませんね。では、スキンケアの冬支度は済んでいますか?

 本格的な乾燥シーズンを目前に控えた今、化粧水をしっとりタイプへ、クリームをより濃密なものへと、保湿ケアを強化している人も多いはず。けれどもその結果、「ベタつく…」、「しっかりケアしているはずなのに乾燥する…」といった負のスパイラルに陥った経験はありませんか?

 そんな人におすすめなのが、“乳液”です。

 乳液というと、そのマイルドな保湿力から「物足りない…」と思われがちだけど、スキンケア界において実はかなりの“マルチプレーヤー”。仕事柄、多くの美容賢者へ取材しますが、肌がキレイな人に乳液ファンが多いのも事実です。

 そもそも、肌がきちんと潤うには、水分も油分も欠かせません。乳液は、その両方をバランス良く含んだ唯一無二のアイテム。モイスチャーバランスも構成成分も健康的な肌状態に似ているため、他のスキンケアアイテムよりも“肌なじみがいい”ことが特長です。そして、この肌なじみの良さが、ベタつきとも乾燥とも無縁の“ベストな保湿”をかなえる呼び水に―。

 肌は乾燥が進むと、バリア機能が閉ざされ、スキンケアさえも受け付けない(=浸透が悪い)状態になります。けれども、水分と油分をバランス良く含む乳液は、肌表面を柔らかくほぐしてスキンケアの浸透の良い肌状態に整えると同時に、深くまで理想的な潤いバランスで保湿することもできます。

 また、水分と油分のバランスがいいことから、乳液はスキンケアのどのタイミングに投入しても、肌なじみ抜群!基本的にはブースターや化粧水から乳液を使用していますが、私は肌が乾燥してゴワつきがちなときは、スキンケアの最初に使用することもあります。特に乾燥する日は駄目押しの保湿ケアとして、乳液を重ね塗りしたり、クリームの後に塗ったりするのもいいでしょう。

 モイスチャーバランスの整った肌はふっくら艶やかで柔らかく、女性らしさを格上げしてくれます。そして、乳液にはそんな肌に導く力がたくさん詰まっています。乾燥シーズンも潤い美肌でいたい人こそ、使わない手はないのです。

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