17.05.19(Fri)

『キング・アーサー』、興行不振でシリーズ化計画が白紙!

GLAM Editorial Team

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 ガイ・リッチー(Guy Ritchie)監督の新作『キング・アーサー』が興行面で大失敗したことを受け、シリーズ化の計画が撤回された。

 チャーリー・ハナム(Charlie Hunnam)が主人公のアーサー王を演じる同作は12日に全米で公開されたが、1億7,500万ドル(約194億5,000万円)という巨額の制作費に対し、わずか1,470万ドルの興収だった。ワーナー・ブラザースは当初、脚本とプロデューサーを務めたジョビー・ハロルド(Joby Harold)が提案したように、マーベルにならって中世の騎士道物語から複数のキャラクターを登場させるシリーズを想定していた。しかし興行的な大失敗を受け、続編を製作する計画を撤回したようだ。

 「『キング・アーサー』シリーズは死んだ」とあるハリウッド関係者は英The Sun紙に語っている。「この数字はワーナーとガイ・リッチーにとって大災難だ。最近の記憶では、最も失敗した作品の1つになる」

 ワーナーで配給を担当する幹部のジェフ・ゴールドスタイン(Jeff Goldstein)は米Hollywood Reporter誌とのインタビューで、「コンセプトが幅広い観客に響かなかったため、失望している。期待はもっと高かった」と認めた。

 リッチーは2014年、2015年に公開された監督作『コードネーム U.N.C.L.E.』の脚本を書いたライオネル・ウィグラム(Lionel Wigram)と共に、ハロルドの企画に取りかかった。当初は昨年の公開が予定されていたが、試写段階での反応がいまひとつだったため、リッチーが多くのシーンの撮り直しを決定。そのため今年5月まで公開が延期された。

 舞台裏を知る宣伝担当者は米エンターテイメント情報サイト「Deadline」に対し、制作は「大惨事」だったと語っている。

 リッチー監督の次回作はディズニーの名作アニメ『アラジン』の実写リメイクで、来年の公開が予定されている。アメリカでは壊滅的な興収となった『キング・アーサー』だが、監督は19日に公開されるイギリスで状況が好転することを願うだろう。

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