GLAM Editorial

アニャ・テイラー=ジョイ、兄たちのお下がりで済ませてドレスなど着ない子供時代だった!

ジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)の主演でこの5月には日本でも公開されるM・ナイト・シャマラン(M. Night Shyamalan)監督映画『スプリット』に出演している英国出身女優のアニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor-Joy、20)。2015年の米ホラー映画『The Witch』への出演を皮切りに、その演技力を高く評価され現在最も注目を集める新進女優のひとりであるアニャだが、元々はモデルとしてキャリアをスタートさせている。

「子供の頃のわたしはとてもやんちゃなお転婆娘で、ファッションなんかに全然目が行っていなかったのにね」と、アニャはW Magazine誌に対して振り返っている。

「着る服といえば兄たちのお下がり、あとは母が買ってくるものを何でも着ていたわ。鏡で自分の恰好を見ようという気も特になかったの。だから、モデルとして初めての着つけをした時には、着慣れないドレス姿の自分が何だか自分ではないみたいで、すごく不安な気持ちになったものよ。美しく着飾るという考えが頭になかったのね。いまは、着飾ることを楽しんでいるけれど」

米国フロリダ州生まれのアニャは、生後間もなくアルゼンチンに引っ越し、6歳からは英国で育った。アニャがモデルにスカウトされたのは、17歳の頃に犬を連れて散歩していてロンドンの有名百貨店「ハロッズ」(Harrods)の横を通りかかった時だったという。

「車の中から、見知らぬ男性がいきなり顔を突き出して“ちょっと立ち止まってください、決して後悔させませんから!”と叫んだのよ」と、これはES Magazineに対してアニャは最近回顧している。「それで、思わず立ち止まってしまったのだけれど、いま思えばダメダメなスラッシャー(殺人鬼)映画のセリフみたいよね!」

アニャを呼び止めた車の中には、有力モデルエージェンシー「Storm Management」の創業者で、ケイト・モス(Kate Moss)やカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)などを発掘したことで知られるサラ・デュカス(Sarah Doukas)がいて、アニャに自分の名刺を渡しながら二度と見知らぬひとの呼びかけに立ち止まってはいけないと忠告してくれたそうだ。

『スプリット』は、5月12日から日本でも劇場公開の予定。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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