16.11.09(Wed)

アルフォンソ・キュアロン監督の撮影チームがメキシコで強盗被害に!

GLAM Editorial Team

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アルフォンソ・キュアロン

 アルフォンソ・キュアロン(Alfonso Cuaron)監督の撮影チームが1日、メキシコのロケ現場で強盗被害に遭ったと報じられた。

 『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞(R)監督賞を受賞したキュアロンは現在、1970年代を舞台としたタイトル未定の家族ドラマの撮影にのぞんでいる。2001年の『天国の口、終りの楽園。』以来、母国メキシコでの撮影は初めてとなる。

 スタッフは1日、メキシコシティで翌日の撮影の準備に追われ、許可を得ていくつかの道路を封鎖した。ところが地元当局の関連業者とみられる男性グループが撮影チームの邪魔に入り、スタッフの抗議にも関わらず三角コーンなどを排除したという。

 許可証をめぐる口論はやがて身体的な暴力に発展し、スタッフ数人が病院送りになる騒ぎが起きた。制作側は声明でスタッフが私物を奪われたともコメントしている。

 「当局が報じたような『単なるケンカ』ではなく、襲撃であり、負傷者も出ています。女性2人が殴られ、スタッフ5人は病院に搬送されました。さらに携帯電話や財布、ジュエリーなども盗まれています」と制作側は米Variety誌が入手した声明で説明している。

 「苦情を申し立てると、地区当局はすぐに好意的な反応をしてくれました。地区当局が約束を守り、盗まれた物の補償の支援と犯人の処罰を望みます」

 「クアウテモック区の組合労働者が合法的に作業をしている市民を襲い、危害を加えるというのは憂慮すべきことです」

 『トゥモロー・ワールド』や『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でもメガホンをとったキュアロン監督は事件当時、現場にはいなかった。新作については詳細が明らかになっていないが、『ゼロ・グラビティ』に比べるとはるかに小規模なスケールで、メキシコシティで暮らす中流家族のある1日を描くとみられている。

 『ゼロ・グラビティ』、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、『レヴェナント:蘇えりし者』でオスカー撮影賞を3年連続で受賞したエマニュエル・ルベツキ(Emmanuel Lubezki)が今回も撮影監督を務めているという。

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