
英歌手のエリー・ゴールディング(Ellie Goulding)が、オフの時に後を追いかけられるのはうれしくないとファンに礼儀正しくお願いしている。
エリーは5日、用事がある時にその後ろをこっそりつけてくるよりも、近づいて直接声をかけてくれたほうがいいとファンにTwitterで伝えた。
「外出中にこっそり後をつけられるのは本当に困るわ…。知らないところでそうされるのは誰にとっても迷惑よ」とエリーはツイートした。「そもそも、みんなが近づいてきてくれたほうがずっと安心できるわ。それは想像できると思う」
現在オーストラリアツアーを敢行中のエリーは、以前にもファンに振る舞いを改めてくれるようお願いしたことがある。エリーは5月、政治的なコメントを問題視したファンに対し、わざわざコンサートに来なくてもいいとツイートした。
「(米大統領選で共和党候補の)ドナルド・トランプ(Donald Trump)は、気候変動は作り話で、パリ協定を破棄すると言い続けているわ。ただそう言っておきたくて」とエリーはTwitterで発言。するとファンの1人がリプライし、「政治に首を突っ込まないでほしい。6月のコンサートに行きたくなくなる」と返した。
エリーは観客が1人減ることを残念がる様子をみせず、こう応じた。「お願いだから来ないで」
エリーは5日夜に豪ブリスベンでコンサートを終え、8日に豪ツアーのフィナーレを迎えるまで2公演を残している。アデレードとパースでのコンサートは、予見できないスケジュールの都合のためキャンセルされた。
エリーは疲労で医師の指示により休養していたが、7月末にコンサートを再開。先日は英Stylist誌とのインタビューで、体調がかなりひどかったことを明かした。
「数ヶ月前に疲労と診断されたけれど、今になってようやくそれがどれほどひどかったのかが分かったくらいなの」とエリー。「体の疲れやスランプを感じていたし、エクササイズもしたくなくて、何にも興味を持てなかった。うつではなく、体が悲鳴を上げていたんだわ」
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