16.08.04(Thu)

「キャッツ」リバイバル公演に出演のレオナ・ルイス、評価は散々!

GLAM Editorial Team

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レオナ・ルイス

 人気ミュージカル「キャッツ」のブロードウェイリバイバル公演に初出演した英歌手のレオナ・ルイス(Leona Lewis)が、批評家から酷評された。

 レオナはロンドンでのリバイバル公演でグリザベラ役を演じていたニコール・シャージンガー(Nicole Scherzinger)がブロードウェイ公演を降板したため、白羽の矢が立てられた。

 リバイバル公演は7月31日、ニューヨークのニール・サイモン劇場で幕を開けた。多くの批評家はレオナの歌唱力は認めたものの、演技力には失望した。年老いて抑圧された猫のグリザベラを説得力を持って演じるはずが、完ぺきなポップスターとしての雰囲気をなくすことができなかったと指摘した。

 英Daily Telegraph紙の演劇批評家ドミニク・カヴェンディッシュ(Dominic Cavendish)は、「彼女はその艶をいくらか消す必要がある。涙でマスカラが崩れ、口紅が乱れ、ぼろぼろで弱々しいグレーの毛皮を身にまとっていても、彼女なら欠点のないプロムクイーンで通らなくもない」と書いている。

 また、レオナは「体を動かしているにすぎない」という印象もあったとつけ加えたが、エンターテイメント情報サイト「Vulture」のジェシー・グリーン(Jesse Green)も同じ指摘をしている。「レオナ・ルイスは

大ざっぱな役柄にほんのわずかなトップノート(和音の最高音)を、まるで死んだネズミの声のように形式的に持ち込んでいる」

 カヴェンディッシュはさらに、レオナは声にもっと気概を込めるべきだったとも指摘。同じ観察は複数の批評家も指摘している。

 エンターテイメント情報サイト「The Wrap」のジェイソン・クラーク(Jason Clark)もレオナの演技を酷評し、「英歌手のレオナ・ルイスは終盤の代表曲『メモリー』を歌うには完ぺきな、すばらしいポップ的歌唱力に恵まれているが、残念ながらグリザベラの悲劇的な運命を力強く表現するだけの演技力は持ちあわせていない」と評論。米Variety誌のマリリン・スタシオ(Marilyn Stasio)もレオナは「キャッツ」初演でグリザベラを演じたベティ・バックリー(Betty Buckley)とは「格が違う」と切って捨てた。

 とはいえ、レオナはブロードウェイの初舞台を楽しんでいるらしく、先日は英London Evening Standard紙とのインタビューで「グリザベラを演じるのは本当に最高。観客の反応が望んでいたよりも大きかったし、とても楽しんでいるわ」と語っている。

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