16.07.18(Mon)

エボニー・デイビス、ファッションを人種差別解消の力としたい!

GLAM Editorial Team

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エボニー・デイビス

アフリカ系アメリカ人ファッションモデルのエボニー・デイビス(Ebonee Davis、23)は、「カルバン・クライン」(Calvin Klein)の最新広告キャンペーンの顔を務めている。その広告の中で、エボニーは自身の縮れ毛をそのままに、まったく自然な美しさを見せつけている。

ルイジアナ州やミネソタ州で相次いだ、不当と思える警察官による黒人射殺事件に揺れるアメリカ。Harper’s Bazaar誌に寄せたエッセーの中で、このような行き過ぎた警察暴力ほどではないにしろ、エボニーはファッション界にもこれに通じる黒人差別の態度が蔓延していると指摘し、アメリカが直面する課題を乗り越えるために、ひとびとが思いを一つにすることを呼び掛けている。

「表現者としてのわたしたちは、いわば言論の自由を体現しているとも言えます。ファッションは、何が美しいか、何が受け容れるべきものなのか、ひとびとが心の中で判断するのに影響します。黒人社会が直面する苦難から目を反らして、黒人文化を一方で楽しむなんてことはおかしいの」とエボニー。

「根拠のない恐怖心を取り除いていかないといけない。有色人種を貶めるのでなく、正確で多様性を受容した、ステレオタイプでない肯定的な美のイメージを伝えて行く必要があり、それを成すべき時が来たと思います」

エボニーは、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)やレオミー・アンダーソン(Leomie Anderson)などに続き、またひとりファッションにおける多様性の欠如に苦言を呈する黒人モデルとなった。

「ブラックミュージックや黒人文化を愛すると同様に、人間としての黒人たちのことも愛してほしい。そうならないうちは、社会は黒人が劣ったものだという間違った考えを捨てきれないのですから」

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