16.07.09(Sat)

ビヨンセ、ライブを一時中断し警官に射殺された2人の黒人男性を追悼

GLAM Editorial Team

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ビヨンセ

 米人気歌手のビヨンセ(Beyonce)が7日、スコットランド・グラスゴーでのコンサートを一時中断し、警察の暴力によって死亡した犠牲者に黙とうを捧げるようにファンに_呼びかける一幕があった。

 ビヨンセは無抵抗で射殺された黒人のアルトン・スターリング(Alton Sterling)さんとフィランド・カスティーユ(Philando Castile)さんの事件を受けて手紙を公開し、その数時間後にハムデン・パークで「フォーメーション・ワールドツアー」公演を行った。ルイジアナ州とミネソタ州で警官に射殺された2人の犠牲者に感情を込めた祈りを捧げた。

 またビヨンセは数十人の犠牲者の名前を背後の巨大スクリーンに映し出した。「地域で若者が殺されていることにうんざりしています」とビヨンセはネット上に公開した手紙で心境をつづっている。「態度を明確にして、『私たちを殺すのをやめて』と訴えるのは私たちに他なりません」

 「アルトン・スターリングさんとフィランド・カスティーユさんの遺族に祈りを捧げる一方で、地域にはびこる不正が終わることを祈ります」とビヨンセはつけ加え、地元の政治家にコンタクトをとり、行動を求めるようファンに促した。

 ビヨンセの他にも、ラッパーのドレイク(Drake)やマックルモア(Macklemore)、俳優のジェシー・ウィリアムズ(Jesse Williams)ら著名人もスターリングさんとカスティーユさんを射殺した警察の暴力を公然と非難し、その数は増え続けている。カスティーユさんはミネソタ州セントポールで車のテールランプの故障のため警察に停車を命じられ、射殺された。恋人のダイヤモンド・レイノルズ(Diamond Reynolds)は事件直後の様子を撮影した動画をFacebook Liveで配信した。

 バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領もFacebookに長文のメッセージを投稿し、自身の考えを述べた。「すべての米国民はルイジアナ州バトンルージュのアルトン・スターリングさんとミネソタ州ファルコン・ハイツのフィランド・カスティーユさんの射殺事件について、深く悩まされてしかるべきだ。このような悲劇があまりにも多く繰り返され、これほど痛ましい死を経験した遺族や地域に同情する」

 さらにオバマ大統領は、「私が事件の特定の事実についてコメントすることは制限されているが、司法省がバトンルージュで市民権捜査に乗り出したことに勇気づけられるのと同時に、思慮深く、徹底的で公平な調査をする彼らのプロ意識と能力に全面的な信頼を置いている」ともつけ加えた。

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