16.02.18(Thu)

反ビヨンセ抗議デモがファンに圧倒されて失敗!

GLAM Editorial Team

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ビヨンセ・ノウルズ

 米人気歌手ビヨンセ・ノウルズ(Beyonce Knowles)がNFL優勝決定戦スーパーボウルで披露したパフォーマンスに反対し、ニューヨークで16日に行われる予定だった抗議デモが、詰めかけたビヨンセのファンに人数で圧倒されて失敗に終わった。

 ビヨンセは今月7日に開催されたスーパーボウルのハーフタイムショーで「ブラックパワー」を全面に押し出したパフォーマンスを展開。1960年代に急進的な黒人解放闘争を進めた「ブラックパンサー党」を思わせるレザーの衣装に身を包んだバックダンサーを登場させ、物議をかもした。

 また、スーパーボウル開催前日にリリースされた新曲「Formation」のプロモでは米国内で連続して発生した警官による暴力と射殺事件に触れたことで、騒動に拍車がかかっていた。

 ハーフタイムショーとプロモビデオを受け、警察擁護派の活動家らはビヨンセが「人種攻撃的な見世物」で「ヘイトグループ」を支持し、警官に「平手打ち」を食らわせる画策をしたと主張した。

 活動家らはニューヨーク市内にあるNFL本部前で抗議デモの計画を発表。スポーツ界にスーパーボウルで「ヘイトスピーチと人種差別」に対してより強硬な姿勢を求めるとした。

 しかしビヨンセのファンは直ちに対抗デモを組織。16日にブラックパンサーのコスプレをしてNFLの前に駆けつけ、警察擁護派に立ち向かった。ファンらの団結は見事なもので、姿を見せたアンチビヨンセ派はわずか5人だったと米The New York Post紙が伝えている。

 アンチビヨンセ派のアリエル・コハーン(Ariel Kohane)という男性は同紙に対し、ビヨンセが「人種差別主義者」で「人種憎悪を煽っている」と話した。

 「彼女は警察に対する暴力を刺激している」と彼は語った。また、デモに集まったのがほんのごく少人数だったことについては、「今日、ここに来たのがほんの少しだったことに驚いているメンバーもいる。今日は平日で、天気の問題もある。雨のせいで大勢が断念した」

 コハーンらの前ではビヨンセのサポートのため集まった数十人のファンが、発端となった曲「Formation」から「情報を得ろ」とするものや、「黒人擁護は反白人と違う」といったプラカードを抱えていた。

 同紙によると、ビヨンセのファンはアンチ派がいなくなるまで、雨にもかかわらずその場に残っていたという。

(C) Cover Media

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