
女優のアリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)と俳優のマイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)が、14日に行われた英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)主催の2016年度英国アカデミー賞授賞式の会場でキスを拒否していたことが分かった。
アリシアとマイケルは2014年から破局と復縁を繰り返しているが、同授賞式では一緒にレッドカーペットに登場するという期待が高まっていた。しかし2人は別々にロンドンのロイヤル・オペラハウスに到着。会場では隣同士の席に座っていたが、カメラに写った2人がキスをするコーナー「キスカム」でスポットライトを浴びたにもかかわらず、キスを見送った。
司会のスティーヴン・フライ(Stephen Fry)は、授賞式がバレンタインデーの日に行われたことから、普通はスポーツの試合でよくあるキスカムを実行することを決めていた。会場ではカメラを向けられた2人が公の場でキスをすることを求められた。
スタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)はカメラに写っていることに気づき、キューバ・グッディング・Jr.(Cuba Gooding Jr.)にキスをするというサービスを披露。レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)はマギー・スミス(Dame Maggie Smith)の頬にキスをしてみせた。
ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)とブライアン・クランストン(Bryan Cranston)、レベル・ウィルソン(Rebel Wilson)とエディ・イザード(Eddie Izzard)らも情熱的な抱擁を交わし、会場を盛り上げた。
しかしマイケルとアリシアにカメラが向けられると、2人はキスを頑なに拒んだ。その様子があまりにもぎこちなかったため、英BBCは放送からカットした。
しかし他の出席者らは2人の赤面を誘う瞬間についてコメントを連発した。プロデューサーのデビー・オコネル(Debbie O'Donnell)はアリシアとマイケルがキスカムを向けられてすっかり当惑している写真を公開し、「BAFTAのキスカムは最高。マイケル・ファスベンダーは一切のかかわりを拒否」とキャプションを添えた。
別のTwitterユーザーは「マイケルとアリシアはシャイすぎてキスカムを拒否。マイケルが顔を真っ赤にしているのがここからでも見える」と投稿。さらに別のユーザーも「マイケル・ファスベンダーはBAFTAのキスカムでノリが悪かった。かわいそうなアリシア。でもレオナルド・ディカプリオはマギー・スミスにキスをした」と指摘した。
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