GLAM Editorial

2015.12.01(Tue)

ジョニー・デップ、娘リリー・ローズを腎不全で失いかけた恐怖を振り返る

ジョニー・デップ

 俳優のジョニー・デップ(Johnny Depp)が、娘のリリー・ローズ(Lily-Rose, 16)を腎不全で失いかけた恐怖を振り返り、人生で最悪の時間だったと明かした。

 リリー・ローズは当時7歳で、大腸菌による中毒で苦しんだ。ジョニーはロンドンで映画の撮影中で、腎臓の閉塞を起こしたリリー・ローズはグレート・オーモンド・ストリート小児病院に搬送された。9日間にわたって小児科の専門医の治療を受け、無事に回復した。ジョニーは病院に感謝の印として160万ポンド(約2億9,600万円)を寄付した。

 ジョニーはその後、何度か同病院を訪れ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じるジャック・スパロウ船長の衣装姿で子どもたちを楽しませたり、本を読み聞かせたりしている。

 ジョニーは2007年に起きた、家族にとっての悪夢の9日間について語り、医療スタッフへの尊敬の気持ちに心を打たれ、小児病棟への訪問を増やしたい気持ちになったと明かした。

 ジョニーはグラハム・ノートン(Graham Norton)が司会の英トーク番組に出演し、次のように語った。

 「僕にとっての贈り物なんだ。子どもたちからプレゼントをもらっている。娘が病気でグレート・オーモンド・ストリートに入院していた時は、人生で最も暗黒の時間だった。病院への訪問は以前からやっていたけど、あの経験の後はもっと大切になった。子どもたちはとても勇気があるけど、その親を笑顔にしたり、笑ってもらったりすることは、僕にとって世界のすべてなんだ」

 リリー・ローズは事実婚のパートナーだった仏歌手で女優のヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)との間に生まれた。ジョニーは現在、女優のアンバー・ハード(Amber Heard)と結婚している。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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