英ボーイズバンド、ワン・ダイレクション(One Direction)のルイ・トムリンソン(Louis Tomlinson)が、Twitterでの失敗を反省し、今後はSNS上では感情を爆発させないことを誓っている。
ルイは今年5月、現在はソロ活動中の元メンバー、ゼイン・マリク(Zayn Malik)がワールドツアーから離脱してグループを脱退した後、ゼインとTwitter上で言い争いを繰り広げた。
ゼインが英音楽プロデューサーのノーティ・ボーイ(Naughty Boy)と一緒にスタジオで撮影した写真を再投稿したのがきっかけで、フィルターで加工されたこの画像にルイが皮肉を込めたコメントで反応した。
「Mac(ラップトップ)で写真にフィルターをかけるのがクールだと思っていた12歳の時を思い出さないか? 今でもやる人がいるもんだね!」とルイはツイートした。
この舌戦にはノーティ・ボーイも巻き込まれ、ルイに「他人のふんどしで相撲をとる」と批判されたことで悪化した。
ルイは豪ラジオ局Nova FMの番組に出演した際、司会のケント・「スモールジー」・スモール(Kent 'Smallzy' Small)にSNSでのバトルについて質問され、今後は悪口合戦には参戦しないと誓った。
「そういう後悔は特にないけど、以前はTwitterで判断を誤ったことがあるのは確かだよ。でも多くの人も同じ経験があるはずさ」とルイは説明した。「自分にはこう言い聞かせるつもりだよ。『時々、Twitterに流されすぎないように』とね。でも、もうそんなことしないと思うよ」
またリアム・ペイン(Liam Payne)は同じインタビューでニューアルバム『メイド・イン・ザ・A.M』について語り、ゼインが突如脱退してもバンド活動の予定に変化はなかったと強調した。
「彼は僕たちが本格的な作業に入る前に脱退したんだ」とリアムは説明した。「曲は書き上がっていたけど、まだその時点では形になっていなかったし、ちゃんとした素材がないとアルバムは作れない。誰にでも作れる、作曲作業中の材料みたいな段階だったんだ」
『メイド・イン・ザ・A.M』はジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)のニューアルバム『パーパス』と同じ日にリリースされたことで、ワン・ダイレクションはチャート上でジャスティンとバトルを繰り広げている。しかしナイル・ホーラン(Niall Horan)はライバルにトップの座を奪われる心配はないと強調した。
「正直、ちょっと大げさなことになっていると思うよ」とナイルはつけ加えた。「前はリアーナ(Rihanna)との勝負だと言われていたのに、もう誰も言わないしね! でも今ではジャスティンとの勝負になっている。でも悪いことじゃない。ポップ・カルチャーではいいことだ。みんなが僕たちのアルバムを気に入ってくれ、あとはそうなった時に心配してくれればいいよ」
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