GLAM Editorial

2015.11.17(Tue)

パリ同時テロ事件で『ハンガー・ゲーム』最終作のプレミアが規模を縮小

リアム・ヘムズワース、ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン

 パリで発生した同時テロ事件を受け、映画会社ライオンズゲートの幹部は犠牲者を悼むため『ハンガー・ゲーム』シリーズ最終作の『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』のロサンゼルスプレミアの規模を縮小することを決めた。

 現地時間16日夜に予定されていた『レボリューション』のプレミアは、今年最大のレッドカーペットイベントになるはずだった。しかし製作側は13日にパリで発生した同時多発テロ事件を受け、お祝いムードをトーンダウンすることを決めた。過激派組織「ISIS」による攻撃ではパリ全域で120人以上の犠牲者が出た。『ハンガー・ゲーム』シリーズは一部がフランスで撮影されたこともあり、同国にゆかりがある。

 「つい先日パリで起きた事件に配慮して、レッドカーペットイベントの予定を変更し、月曜日の『レボリューション』プレミアではインタビューを行わないことにしました」とライオンズゲートの広報担当者は声明でコメントした。「これまでのシリーズを、常に熱烈な情熱で支えてくれたファンに敬意を払うため、他のイベントは予定通り行います」

 ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)と他のキャスト陣は予定通り出席する。

 他にもパリで予定されていたトム・ハンクス(Tom Hanks)主演の『ブリッジ・オブ・スパイ』とナタリー・ポートマン(Natalie Portman)主演の『Jane Got a Gun(原題)』のプロモーションイベントは、犠牲者と遺族に配慮して中止になった。

 先週末にはU2とモーターヘッド(Motorhead)がコンサートを中止し、フー・ファイターズ(Foo Fighters)もヨーロッパツアーの中断を決めている。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

OTHER ARTICLES

Other Articles

おすすめ記事

RECOMMEND

Recommend