GLAM Editorial

2015.11.06(Fri)

失恋ソングのヒットが多いサム・スミス、恋愛感情抜きのパートナーを希望?

サム・スミス

 英歌手のサム・スミス(Sam Smith)は、誰かと付き合うよりも、一緒にブラブラするだけで満足だと恋愛をあきらめた悟りの境地に達している。

 ゲイを公言しているサムは自分の感情を曲の中で切々と歌い上げることでも知られ、その多くは失恋をテーマにしている。『007』シリーズ最新作『スペクター』のテーマソングでもある新曲「Writing’s on the Wall」のプロモーションで忙しい日々が続いているが、それが落ち着いたら恋愛に時間を割きたいと思っているという。

 「以前はもっとロマンチックな関係を望んでいたけど、今はただ一緒にブラブラできればいいよ」とサムは理想のデートがどう変わってきたかについて米エンターテイメント情報番組「Entertainment Tonight」で語っている。「それでいいんだ。ただ一緒に遊ぶ程度の関係でいい」

 「他人の意図なんて分からない(から難しい)。同時に、これまでボーイフレンドがいたことはないんだ。だから以前と別に変わらない。逆に言えばいいことなのかもしれないね」

 サムは2014年末、「ライク・アイ・キャン」のミュージックビデオの撮影で知り合ったモデルのジョナサン・ジーゼル(Jonathan Zeizel)との噂が流れた。しかし以前、SNSに2人で撮った写真を公開したことで、自分たちが思っているよりも真剣に付き合っていると思われてしまったのは間違いだったと認めたことがある。

 しかしサムは『007』のテーマソングが大ヒットとなっているだけに、何一つ心配する必要はない。「Writing’s on the Wall」は、『007』のテーマソングで英チャートのトップを獲得した初の英歌手としてギネス世界記録に認定されている。

 「信じられないよ」とサムはインタビューで続けた。「これ以上に最高なことはない。今のこの僕の人生ではありえないよ。これからは坂道を下るだけとは言わないけど、本当にすばらしい」

 「実はこの曲は(5月の)のどの手術の前に書いたんだ。でも、とても難しい歌なんだ。あまり何度も繰り返して歌わないですんでラッキーだよ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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