GLAM Editorial

2015.10.31(Sat)

ブリトニー・スピアーズ、ラスベガス公演のチケット戦争でセリーヌ・ディオンに完敗!

ブリトニー・スピアーズ

 ラスベガスで常設公演を行っている人気歌手のブリトニー・スピアーズ(Britney Spears, 33)が、チケットの売り上げでセリーヌ・ディオン(Celine Dion, 47)に完敗している。

 ブリトニーはプラネット・ハリウッドでの公演を2013年にスタートし、そのエネルギッシュなステージでラスベガスを魅了している。

 一方のセリーヌの公演も相変わらずの人気ぶりで、シーザーズ・パレスでのコンサートは2002年に始まった。2011年に公演を再開したが、2014年は夫のレネ・アンジェリル(René Angélil)が咽頭がんで闘病中のために休止。今年8月に大々的なカムバックを果たし、チケットの売り上げはブリトニーのコンサートを上回っているという。

 「セリーヌが戻った今、べガスではチケット戦争が起きていて、ブリトニーは大きく負けている」とある関係者は米The New York Post紙のゴシップサイト「Page Six」に語っている。「セリーヌはほとんどの公演でソールドアウトを叩き出している」

 「ブリトニーはかなりいいスタートを切ったが、彼女のファンはべガスの常連とは言えない。1990年代、2000年代を代表するポップスターのブリトニー・スピアーズのようなコンサートでは人々を引きつけておくのは難しい。彼女のファン層はわざわざべガスまでコンサートに来ない」

 カルヴィン・ハリス(Calvin Harris)ら世界的なDJもラスベガス公演で大成功を収めており、若者がメインストリームのショーを避ける一因になっているという指摘もある。セリーヌやエルトン・ジョン(Elton John)といった大物歌手はコンサート会場を満員にしているが、その理由は観客が年配だからだと関係者は説明している。

 「ブリトニーのファンはヤングアダルトで、小さい頃に彼女の曲を聴いていた世代だ。べガスに何度来ると思う?」と関係者は問いかけた。「彼女ならアリーナも満員にできるが、常設公演はまた別の話だ。ワールドツアーとは違う。毎日満員にしなければならないし、ファン層が若いとそれは難しい」

 そんなブリトニーがコンサートに来てほしいと思っているのは、英人気歌手のアデル(Adele)だ。アデルは4年間の活動休止を終え、ニューアルバムを引っさげて復帰している。

 アデルがブリトニーのコンサートに行きたいとインタビューで語っていたのを知ったブリトニーは、すぐに交換条件を持ち出した。

 「アデル、私のコンサートのチケット2枚をあなたのコンサートのと交換したい! いつでも気軽に立ち寄ってね!」とブリトニーはツイートした。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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