米人気モデルのドリー・ヘミングウェイ(Dree Hemingway、27)は、「クロエ」(Chloé)のオードパルファムの広告の顔を務めるとあって、好みの香りについて質問を受けることが多いのはいわば自然なことだが、すごいことにドリーはあまり汗をかかないのだとか。
「実のところ、わたしは体臭があまりないの」と、ドリーは女性向けファッション&カルチャーウェブサイトThe Cutに語っている。
「消臭剤を使ったことが一度もないわ。だから、自分の体臭は普通に好ましいのではないかと思う。わたしは、汗をまったくかかないのよ。以前バレエの練習を一日15時間していた頃も、汗を一滴もかかなかったぐらい」
かと言って、良い香水に対してドリーがまったく関心がないわけではなく、愉しい記憶を引き起こす香りもあるとのこと。
「母の香水だと思う」と、香水に関する最初の記憶は何かと問われてドリーは答えている。
「何であったか思い出せはしないけれど、ジャスミンの香りをいつも母はしていたわ。ジャスミンの他に、イチジクの香りの母の香水も、こちらも素敵だった。住んでいたアパートに母がキャンドルを灯すこともあって、その記憶もある。香りは、あとになって様々な記憶を思い起こさせるものね。ひどい香りも思い出すけれど。母はシャケを料理するのが好きで、それで家中をひどい臭いでいっぱいにしてくれてもしたものね」
思い出を呼び起こすような香りの商品が好きなドリーの、一番お気に入りな商品が、ココナッツの香りのスキンモイスチャライザー「Skin Trip」。これを使うと、たちまち幼い頃に心が飛ぶが行くという。
「母が雇っていた乳母が、いつもこれを使っていたわ。その香りが好きだったのだけれど、最近グロサリー・ストアチェーンの「Whole Foods」で、この商品に最近また出会っちゃった。これなしではいられないぐらい感じで、日焼けにも特にいいのよね」
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