GLAM Editorial

2015.10.22(Thu)

悪役ロキで知られるトム・ヒドルストン、ラブコメ作品への出演を熱望!

トム・ヒドルストン

 英俳優のトム・ヒドルストン(Tom Hiddleston, 34)が、ラブコメ映画への出演を狙っているらしい。

 トムは暗くてシリアスな作品に出演が多いことで知られるが、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズで演じているロキや、最新ホラー映画『クリムゾン・ピーク』のトーマス・シャープといったキャラクター以外でも演技力を発揮できると意気込んでいる。

 米版GQ誌とのインタビューで、誠実なキャラクターを演じたいと思ったことがあるかと問われたトムは、「もちろんイエスだよ」と答えた。「笑わせたくて言っているんじゃないんだ。ラブコメができるかどうか自分でも見てみたい。困難だけどやってみる価値はあると思うし、とても楽しいと思う。でも僕が惹かれるのは人の誠実さと自分の仕事だよ」

 『クリムゾン・ピーク』は人気映画監督ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)の最新作だ。オスカーにノミネートされた実力派の監督が自ら脚本を書き、トムの他にもミア・ワシコウスカ(Mia Wasikowska)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、チャーリー・ハナム(Charlie Hunnam)らが出演している。

 「監督は目に見えるものと夢の世界をブレンドして、1枚の織物にして見せることができるんだ」とトムはデル・トロ監督について語っている。「とても刺激を受けるよ。現実を少し超えた意識を作り出すのは確かだけど、撮影が終わる頃には『クリムゾン・ピーク』の世界を去る準備はできていた。トーマス・シャープはいろんな意味でとてもダークなキャラクターなんだ」

 そんなトムの次回作は『マイティ・ソー』シリーズ第3作『Ragnarok(原題)』で、2017年に公開される。さらにオリヴィア・コールマン(Olivia Colman)、デヴィッド・ヘアウッド(David Harewood)と共演するミニシリーズ「The Night Manager」でTV界にも進出する。

 これまでのキャリアの歩みを振り返り、トムは成功の理由の1つに幸運を挙げている。

 「特定のタイミングでとてもラッキーだったと思う」とトムは笑顔を見せた。「5年くらい前、いくつかの作品に立て続けに出たけど、そのどれもが違っていた。『マイティ・ソー』ではケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)と仕事をしたし、『ミッドナイト・イン・パリ』や『戦火の馬』、『愛情は深い海の如く』、それに『アベンジャーズ』にも出た。そのすべてを18ヶ月の間にやったんだ。『全部に出演できるなんて、すごくラッキーだ』と思ったのを覚えているよ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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