GLAM Editorial

2015.10.06(Tue)

アンドリュー・ガーフィールド、『アメイジング・スパイダーマン』終了後のキャリアが見いだせず苦悩中?

アンドリュー・ガーフィールド

 俳優のアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield, 32)は、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでスパイダーマンを演じて大ブレイクを果たしたものの、シリーズが終了した今、自分が何者なのかを見失っているようだ。

 アンドリューは現在アメリカで公開中の最新作『99 Homes(原題)』に加え、2本の作品が進行中など、ハリウッドで最も引く手あまたの俳優の1人として知られている。

 アンドリューはスパイダーマン役のおかげで世界的な知名度と富を獲得したものの、同シリーズのおかげで自分に自信がついたとは思っていないと認めている。

 「僕ら若手は未熟で、力不足で、今後も成長は見込めないと常に言われているんだ」とアンドリューは米Vulture誌とのインタビューで語っている。「目の前にニンジンをちらつかせられたような気分だよ」

 「それがスパイダーマンでの経験だった。まるで、『ああ、人生は最高だ!』と思っても、実際には自分なりの形で這いずり回っていたし、不安定で、おびえて、自分が何者なのか分かっていない。有名人であることは新しい宗教のようなものだよ。僕が見る限り、お金と権力、ステータスがつきものだ。それは同じ傘のもとにある。実際には魅力的な悪の力なんだ」

 しかし『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに出演したことで、大きな幸運も舞い込んできたと見ることもできる。アンドリューは共演したエマ・ストーン(Emma Stone)と出会い、順調に交際を続けている。

 2007年の『BOY A』で映画デビューを飾ったアンドリューにとって、『アメイジング・スパイダーマン』に抜擢されるまでは長い道のりだった。しかしアンドリューはこれまでのやり方を後悔せず、役者としての夢を実現するまで必死だった経験を忘れていない。

 「演劇学校でスタートしてから苦労してきたよ。スターバックスやウェイターなど、食べるために色んな仕事も経験してきた。舞台で駆け出し時代を送ったのはとてもよかったし、ある意味、最高の形で飢えていた」とアンドリューはつけ加えた。「あの仕事は僕が求め、そして望んでいた、錬金術の金だったんだ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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