GLAM Editorial

2015.10.06(Tue)

ケネス・ブラナー、妻の希望でクリス・ヘムズワースに『マイティ・ソー』で上半身裸になることを依頼!

ケネス・ブラナー

 俳優で監督のケネス・ブラナー(Sir Kenneth Branagh)は2011年の監督作『マイティ・ソー』の撮影にあたり、妻の希望で主演のクリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)にトップレス姿になってくれるよう依頼したと明かした。

 シェイクスピア役者として知られたケネスは『マイティ・ソー』でメガホンをとり、豪出身のクリスを主役に据えた。あるシーンで上半身裸になってもらうのをためらっていたところ、ぜひ彼にトップレスになってほしいと妻にせがまれたことで、強く出ることを決意したと明かしている。

 ケネスがようやく勇気を出してそのアイディアを提案すると、肉体的な要求水準の高い役作りのため何ヶ月も前からジムに通っていたクリスは喜んで受けたという。

 「この作品で彼がシャツを脱ぐシーンに差しかかると、少し気まずい感じがしていた」とケネスは英トーク番組で司会のグラハム・ノートン(Graham Norton)に告白した。「撮影のやり方を話し合ったり、彼が辞退する可能性を考えたりすると、違和感を感じていた。でも妻に電話して相談すると、むしろ熱を込めた調子でこう言ったんだ。『彼にシャツを脱がさせて!』と」

 「このことを切り出すと、クリスは『もちろんシャツくらい脱ぐよ。このために9ヶ月もトレーニングしてきたんだ!』と言った」

 撮影が終わる頃には、ケネスとクリスが親しい友人同士となったのは明らかだった。クリスはその後、ケネスが2013年の続編『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を監督しないことを知ってがっかりしたと語っていた。

 「かなり失望したよ。あのキャラクターをつくったのはケンで、肩を並べて『ソー』の世界をすべて教えてくれたのも彼だった。本当に多くを教えてくれた」とクリスは当時、語っていた。「大事なのは、彼が満足しているということだ。(第1弾を)一緒に作るうちにたくさんのことを学んだ。少なくともその間だけは彼のような人材と時間をすごすことができた。クリエイティブなことの始まりは、ある意味、最も大切な瞬間だ。すべてが誤った方向へ向かうのもその時が多く、ケンは正しい方向へと導いてくれた」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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