GLAM Editorial

2015.10.05(Mon)

ロビン・ウィリアムズさんの遺児と未亡人が遺産をめぐって和解

ロビン・ウィリアムズ

 米俳優のロビン・ウィリアムズ(Robin Williams, 享年63)さんの子どもたちが遺産相続をめぐり、未亡人のスーザン・シュナイダー(Susan Schneider)と和解に達したと報じられた。

 『バードケージ』などで知られたウィリアムズさんは昨年8月、カリフォルニア州マリン郡で自殺した。その後、元妻との間に生まれたザッカリー(Zachary, 32)、ゼルダ(Zelda, 26)、コーディ(Cody, 23)の3人の子どもたちは、スーザンと遺産をめぐって法廷バトルに突入した。

 しかし英BBC Newsによると、家族は和解することで合意したという。スーザンの代理人を務めるジェームズ・ワグスタッフ(James Wagstaffe)弁護士はAP通信に対し、今回の和解でスーザンがウィリアムズさんと暮らしていた自宅にとどまることが可能になったと明かした。法廷バトルはまさにこれが最大の争点となっていた。

 「スーザンはロビンの遺志を実行することができる。彼女はロビンが望んだとおり、自宅にとどまることができ、費用を支払うために信託が設立される」とワグスタッフ弁護士が説明した。

 審理でザッカリーらの代理人を務めたメレディス・ブッシュネル(Meredith Bushnell)弁護士は、子どもたちは法廷バトルが終わったことに胸をなで下ろしていると明かした。

 「3人はこの件が終わりを迎えたことをとても喜んでいると思う」と彼女はコメントした。

 遺産に関する和解の詳細については明かされておらず、判事が署名すれば成立する。

 これまでの報道によると、遺族はウィリアムズさんが所有していた高級自転車コレクションや美術品、書籍、それに不動産をどう処分するかをめぐって論争になっていたという。芸能情報サイトTMZによると、熱心なサイクリストでもあったウィリアムズさんは100万ドル(約1億2,000万円)をかけて数十台もの自転車を持っていたという。極めて貴重で、1台につき数千ドルするものも中にはあったようだ。

 子どもたちは遺産をめぐる審理を通じ、『ミセス・ダウト』にも出演したウィリアムズさんは遺産受託者に明確な指示を残し、遺書には自身の希望を詳しく示していたと主張していた。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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