米人気歌手のアリアナ・グランデ(Ariana Grande、22)は、不寛容な心が大嫌い。人種、性別、ジェンダーなど、何の理由であれ差別を目撃すると、アリアナは“怒りで身体が震えてきてしまう”という。
「自分が好きなひとたちが、意味のないくだらない理由で苦しんでいるのを見ると、苦しめている奴らが、どんだけ器が小さくて、精神的に頑迷で無知なのかと思ってしまう」と、雑誌Vの10 月号でアリアナは述べている。
様々なライフスタイルを認めるという自身の態度は、育ててくれた家族のおかげだというアリアナは、特に同性愛に対する差別に対しては強い気持ちを持っている。
「わたしの兄はゲイで、わたしの親友たちもそう。兄がゲイであることをわたしたち家族に告げた時、わたしたちにとっては別に普通のことだった。かなり伝統的と言える祖父でさえ、いいじゃないか、という感じだったもの」
そんなアリアナは、来週から放映が始まる新TVドラマ『Scream Queens』へのゲスト出演や、新譜『Moonlight』の発売がこの秋に控えている。
アリアナにとって3枚目のアルバムとなる『Moonlight』は、これまででもっとも“個人的なアルバム”になるという。
「自分の弱い部分ところもさらけ出していて、ちょっと怖いぐらい」と、アリアナ。
だからといって、この4月に8か月の交際の末に破局したラッパーのビッグ・ショーン(Big Sean)との恋愛を歌う曲は期待しない方がいいようだ。
「もう吹っ切れたから、失恋歌はナシよ。うまくいかなかったか、それじゃ、仕方ない、ということだもの」
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