女優のエレン・ペイジ(Ellen Page, 28)が同性の恋人とレッドカーペットに登場し、「とても特別な気分」だと語った。
『JUNO/ジュノ』などで知られるエレンは2014年に同性愛者であることを告白し、現在はサマンサ・トーマス(Samantha Thomas)と交際している。2人は13日、エレンの最新作『Freeheld(原題)』のプロモーションでトロント国際映画祭に出席。エレンは恋人の姿を公の場で披露できたことを誇りに思っている。
「恋をしているの」とエレンは米情報番組 「E!」オンライン版のインタビューで恥ずかしそうに答えている。「ガールフレンドと手をつないでカーペットを歩くのは、とても特別な感じがする。すごくステキだわ」
『Freeheld』は刑事とその登録パートナーの関係を描いている。ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)扮するローレル・へスターは末期がんと診断され、エレン演じるパートナーのステイシー・アンドリーに自分の年金を遺産としてのこすために裁判を起こす。
米ネット配信ドラマ『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち』で知られ、エレンの友人でもあるルビー・ローズ(Ruby Rose)は、この映画に感銘を受けた1人だ。
「一番の親友が世界で最も才能があり、面白く、美しく、心が広く、そして謙虚な人であるなら、ごく自然に笑顔になれる。エレン、あなたをとても誇りに思うし、あなたがあなたであることすべてに永遠に感謝するわ」とローズはInstagramに熱いメッセージを寄せた。
エレンは昨年、_勇気あるスピーチでカミングアウトし、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア)コミュニティに刺激を与えた。
「何年も前から苦しんでいました。なぜならカミングアウトが怖かったからです」とエレンは語りかけた。「私の魂は苦しみ、精神的な健康は痛みを訴え、恋愛でも苦痛を感じていました。そして今日、私はみなさんの前で、そうした苦痛の反対側に立っています」
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