女優のレイチェル・マクアダムス(Rachel McAdams, 36)が、マーベル・コミックス原作でドクター・ストレンジを主人公とする『Doctor Strange(原題)』に出演することを認めた。
恋愛映画の名作『きみに読む物語』で知られるレイチェルが来年公開の同作に出演するという噂は、しばらく前から広まっていた。トロント国際映画祭に出席したレイチェルは、やきもきするファンにようやく嬉しいニュースを伝えた。
「マーベル・コミックの中でもサイケデリックな『Doctor Strange』に、ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)と一緒に出演するわ」とレイチェルは米エンターテイメント情報サイト「TheWrap」に明かした。「カンバーバッチよ!」
しかしレイチェルはどのキャラクターを演じるのかについては言葉を濁し、現時点で詳細を明かしていいかどうか「分からない」と答えを避けた。
同作ではベネディクトが脳外科医のステフェン・ストレンジに扮し、ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)がエンシェント・ワンを演じる。また、キウェテル・イジョフォー(Chiwetel Ejiofor)がバロン・モールド役に決定している。
一方、米人気ドラマ「ハンニバル」で残酷な殺人鬼ハンニバル・レクターを演じるマッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen)が主要な悪役で出演するという憶測もあるが、マッツはまだコメントしていない。
ベネディクトはかなり前からドクター・ストレンジ役の筆頭候補に挙がっており、昨年になってようやく出演を認めた。先日のインタビューでは、マーベル作品に出演する興奮を語っている。
「テンションが上がっているよ。本当に興奮している。やることはたくさんあるし、まだ企画が動き出したばかりだから、あまりたくさんは語れないけど、参加するのがすばらしい作品だよ。待ちきれないほど興奮している」とベネディクトは2014年英国インディペンデント映画賞授賞式_でエンターテイメント情報サイト「HeyUGuys」に語ったと米Hollywood Reporter誌が伝えた。
『Doctor Strange』は、世界を悪の手から救うために魔術師から指導を受けたステフェンの人生が一変するというストーリーだ。来年10月の公開が予定されている。
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